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少年法で守られる15才の殺人。関係機関は気の長い対応が不可欠

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人の多い商業施設で乱暴目的で女性を襲うとは

15才の少年が刃物で若い女性を脅して乱暴しようとし、抵抗したら殺害したというんだから全く理解し難い事件だ。
さらに山の中ならともかく、不特定多数の人が大勢出入りする大型商業施設での犯行だから理解不能だ。
何の罪もない女性はめった刺しにされ亡くなったが、この少年を狂気に駆り立てた動機は何だったのか。

犯行のあったマークイズ福岡ももち

少年院を仮退院しわずか2日後の犯行だった

2日前、少年院を仮退院し、更生保護施設にいたというが、少年院送り理由は暮らしていた養護施設での暴力事件だった。
仮退院は適切だったのか。そして更生保護施設での対応は問題なかったのか。少年は本来なら中学生だが、学校へは行ってなかったという。

駆けつけた警察官らに取り押さえられた少年

児童福祉施設でも職員や児童に暴力振るい、少年院へ

福岡市中央区の商業施設「MARK IS福岡ももち」の1階の女子トイレで、アルバイトの女性(21)が刃物でめった刺しにされ、殺害された。

銃刀法違反の現行犯で逮捕されたのは15才の少年で、『わいせつ目的で、後をつけて襲おうとしたが、抵抗されたので刺した』と供述している。福岡県警は殺人容疑で立件する。

少年は犯行のあと、血のついた刃物を持って店内を歩いていたが、人質にしようとした6才の女の子に馬乗りになっているところを、たまたま来ていた消防署員に取り押さえされた。

これまでの調べでは少年は九州出身で、幼い頃から児童福祉施設で暮らしていた。しかし、施設内で職員や他の児童に対する暴力がたびたび問題となっていた。
昨年、少年院送致となったが原因は、施設内での暴力だった。

15才…直ぐ社会へ戻さず気の長い矯正と教育を

今後の少年への対応だが、少年法では原則、家庭裁判所により保護更生のための処置を下すことを規定するとある。しかし家裁の判断により、検察に逆送し刑事裁判となるが、少年故の不定期刑や量刑の緩和など様々な配慮がなされる。

とりわけ15才は、18才などとは全く違った扱いになるのは間違いない。
つまり、場合によってはかなり早い時機に社会に出てくることが予想される。

少年を完全に更生させるためには、関係機関の気の長い対応が不可欠だろう。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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