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就活でオイルショックとリーマン経験の父娘だがコロナよりマシだった

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父親はオイルショック、娘はリーマン不況下の就活だった

大学生の就活シーズンと日本経済が急激に落ち込む時期が不幸にも合致してしまう時がある。数ヶ月前まではまさかと思うような不運が突然、やってくるのだ。

私たちの時は第二次オイルショックで、東証1部上場企業の90%が採用中止を決定。採用した企業も例年の1〜2割だったから、多くの学生たちが人生設計を変えざるを得なかった。
大半の連中がその時のタイミングの悪さを、その後の人生でずっと引きずってきた。

リーマンの破綻も突然のことだった

うちの娘なども就活途中、リーマンショックとなり大変な就活だった。
憧れの外資系金融機関の4次面接まで通過。最後の社長面接の日程まで決まりながらリーマン破綻の外資への余波は大きく、直前、採用予定は全てフリーズとの連絡がきた。
目標定めて頑張ってきたのにあと一歩。親子でリーマンを恨んだものだ。

消費税、コロナ不況、東京五輪への不安感と、トリプル不況

そしてこの3月に解禁になった新4年生は、コロナ不況で戦う前から暗雲が立ち込めてきた。これだって正月にはだれも予想だにしなかったことだ。

日経平均もわずか1週間で3000円以上下落は史上初。とりわけ日本は諸外国に比べ昨年10月からの消費税増税。さらにオリンピックが開催できるか否かの不安感が重くのしかかってきた。

日本経済への打撃はリーマンショック以上と言われているから、今後、企業の採用計画も大きく変わってこよう。就活生たちの不安感は手に取るように分かる。

採用計画の縮小で"学歴フィルター"強まる恐れも

今のところ合同企業説明会は軒並み中止という、異例の就活スタートとなった。もちろん企業ごとの説明会もほぼ全てが中止や延期。WEBでの"会社説明会"に替えている。

こんな企業説明会は今年はあり得ない
大半がWEB説明会に切り替えている


ひじょうに危惧されるのは、今後、採用計画の極端な縮小。過去に大企業中心に行われ批判を浴びてきた悪名高い『学歴フィルター』が、さらに顕著になるのでは、ということだ。
つまり採用枠の縮小で多くの大学の学生とは面談する必要が薄れ、『東大など旧帝大と早慶のみ』などと、企業が内部で内緒で絞り込む可能性もう高い。

企業はこんな時こそ多様な人材確保を

しかし、こんな厳しいときだからこそ、企業は多様な人材に目を向けるべき。東大など偏差値人間より、パワーある人材を求めるべきだろ。

学生諸君も萎縮することなく、あらゆる手立てを考えて挑戦すべき。私が人事担当なら例え2流と言われる大学の学生でも、こんな時こそ知恵を働かせ這い上がってくる学生を敢えて探すだろう。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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