山口県美祢市の西岡晃市長が市議2人と、視察先の台湾で風俗店に入ったあと、客引きに紹介された女性とホテルに入った問題は、美祢市議会が百条委員会を設置、真相究明に乗り出すという、お粗末な展開になっている。
西岡市長は『何もしていない』と、女性との関係を否定しているが、風俗店に入ったり、女性を伴ってホテルに戻ったのは認めている。
しかし、これだけで完全にアウトじゃないのか?
西岡市長は身の潔白を主張、辞職するつもりはないようだが、いやしくも公費を使った視察だ。すでに認めた部分だけでも潔白ではない。
公的視察で風俗店へ入る神経が理解できないし、さらに客引きに紹介された女性とホテルに戻り、エレベーターに一緒に乗り込むことも普通はあり得ない。普通、ホテルまでも同行しないだろ⁈
百条委員会の議論や結論を待つまでもなく、自ら辞職すべきだろう。
市長が認めた部分だけでも潔白ではない
この問題は、市議会議長が、定例会開会日前日の11月28日、市長に対し"疑惑のある市長の提案した議案の審議には応じられない"と通告。当日は市議9人が欠席し、定足数の半数に満たなかったことから流会となっていた。
これまでの疑惑に対し西岡市長は
『風俗店に行ったが怪しいと思わなかった。女性が膝の上に乗り上半身裸になったため、危ない店と感じて退店した』などと釈明。
その後、
『路上で客引きに紹介された女性が、宿泊先のホテルについて来て、エレベーターには一緒に乗ったが、部屋には入れていない。やましい行動を取ったという事実はない』と主張している。
もはや笑うしかない。
もりもと なおき