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山根会長辞任。団体の相次ぐ不祥事にスポーツ庁はリーダーシップ示せ

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山根会長、自ら辞任選ぶ


なんとも濃い強烈なキャラでした。日本ボクシング連盟、山根明会長。終身会長のはずだったのに8日、自ら辞任を表明した。いつも男を売りにしている口ぶりだったから、解任より辞任を選ぶだろうなと、思っていた。

これまでに選手への助成金の不適切な使用の指示や、自身の暴力団関係者との交際などを認めていた。"奈良判定"といわれる判定への圧力疑惑もあった。

この1週間のテレビへの露出は大スター並みだった。質問には何でも答えるから、本当にテレビ向きのキャラだったんだろうな。放送事故につながるようなヤバイ発言もあり、生のインタビューはテレビ側がビビっていたのが面白かった。

私的にはアーモンドチョコや森永ミルクキャラメル、カンロ飴、氷砂糖いり乾パンなど、嗜好があまりに似ていたので、その部分は好感を持っていた。メディアが彼の生い立ちにまで触れていたが、少年時代は相当苦労したんだなと思う。ボクシング〜会長、これは彼の生きる糧、アイデンティティだったんだろう。自分でダメにしてしまった。


しっかりすべきはスポーツ庁


それにしてもスポーツ関連の不祥事の度に、スポーツ庁鈴木大地長官がかなり遅れて登場するのは否めない。そしてそのコメントがテレビを見ただけのわれわれ普通の人たちと、全く変わらないから残念だ。

オリンピックまであと2年。ますます難しい問題が出てくると推察されるが、今のスポーツ庁及び鈴木長官で果たして乗り切れるのかはなはだ疑問だ。さらに文科省ではスポーツ庁を指導する力はない。人事も含め、政府がきちんとテコ入れすべきだろう。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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