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巨人坂本の感染は衝撃だが、人事を尽くして日程通り開幕すべき

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待ちに待ったプロ野球開幕とJリーグ再開だったが

われわれの沈んだ心のモチベーションを上げてくれるのが一流のスポーツ一流アーチストや音楽じゃないだろうか。全てのプロスポーツやコンサートが新型コロナウイルスの感染拡大のため中止になり、1日も早い復活が待たれていた。

そんな中、プロ野球が6月19日開幕、サッカーJリーグが7月4日に再開が決定。新型コロナウイルスの感染拡大で、沈んでいた日本列島も少しは元気になるのではと、大いに期待していた。しかしその楽しい気持ちに冷水を浴びせるニュースが重なってしまった。

ここにきてJリーグもプロ野球も感染者が

なんとJリーグは元日本代表で名古屋グランパスの金崎夢生選手(31)が、プロ野球は巨人の主力も主力、坂本勇人(31)選手と大城卓三(27)選手がコロナウイルス感染していたことが明らかになったからだ。

坂本選手と大城選手

屋外のスポーツは確かにカラダがぶつかり合う激しい場面もあるが、密室でもなく空気の澱みもない。心配するほどのリスクは少ないと考えていた。
だからサッカー、野球のスター選手3人のコロナウイルス感染はかなり衝撃だ。

坂本、大城両選手の場合、巨人関係者、選手全員の216人が受けた抗体検査で、坂本選手ら4人が過去にコロナに感染していたことを示す抗体が確認された。
そしてこの4人をPCR検査した結果、2人が陽性だったという。
微陽性で全く症状はないから、無症状感染だろう。

しかし改めて全選手のPCR検査をするというから、さらに感染者がいた場合、今後の日程に微妙な影響をもたらすのは必至だ。

Jリーグは全てのチーム関係者のPCR検査に踏み切る

今回のケースで思ったのは、やはり人事を尽くして天命を待つということだ。
Jリーグはさすがだと思ったのは専門家とも協議し、全ての選手、関係者のPCR検査に踏み切ることになった。

対応を説明する村井チェアマン

今後も定期的に行うことで、無症状感染者を早期に発見、隔離することで感染拡大を未然に防ぎ、シーズンに支障をきたさないようにするという。

当然だが、この迅速な対応に敬意を表するし、こうした万全の構えがJリーグとファンを守ることになる。

プロ野球もシーズンを中断しないためにJと同じ対応を

巨人はたまたま抗体検査を行ったことで、坂本選手らの感染が分かった。今後、120試合を考えれば、コロナの第二波がくる可能性は極めて高い。当然、他のチームも含め途中、感染者が出る危険性はある。

抗体検査ではなくプロ野球もJリーグと同じく、全ての関係者のPCR検査を行い、安心してシーズンに臨んで欲しいものだ。
もちろんシーズン中も定期的な検査を続けるべきだろう。

とにかくこのまま開幕できなかったり、途中でシーズンを大きく中断すれば、失うものは大きい。ファンを失望させないためにも、まず検査ありきではないだろか。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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