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市民への帰宅要請。行政が強権発動を警察に依頼するのはスジ違い

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警察の仕事は治安守ることで、それ以上でも以下でもない

神奈川県の黒岩知事が神奈川県警本部に、夜の繁華街で市民に外出自粛を促す声がけを、警察にして欲しい旨を要請、県警も協力する。

既に歌舞伎町では警視庁が帰宅を促す声がけを行ったことがニュースに取り上げられていたが、少し違和感を感じている。
警察官の本来の仕事は治安を守り犯罪を防ぐことだ。街に繰り出している酔っ払いに『早く家に帰ってください』などと外出の自粛を呼びかけるのは、本来の職務じゃない。そこのところをみんなが理解すべき。

この声がけを依頼しているのは行政であり、警察が独自でやってる訳じゃない。彼らだってコロナウイルス感染の危険を犯しノーマスクの連中と話しはしたくない。

恐らく突っかかってくるヤツもいるだろう。しかし公務執行妨害で身柄拘束するのもこの時期、濃厚接触は嫌だと思う。彼らにも大切な家族がいる。

市民への帰宅要請をなぜ警察に頼むのか?

ネットで歌舞伎町などのパトロールの中で、県警官が帰宅を促す様子を動画で拡散し、様々な暴言に近い批判コメントがつけられている。外出自粛要請の中、歓楽街をウロウロして帰宅しないヤツがどうみても分が悪い。

一方、ある首都圏の市長が警察に対し営業自粛要請の中、営業しているバーやクラブに注意を促して欲しいみたいなことを要請した。

しかしこれに対し警察は、警察官がこうした店に立ち入るのは、あくまで風営法に基づく対応。店の営業自粛云々は権限外と断った。これは当然のことだ。

警察の権限外の強権発動を依頼すべきでない

警察官がパトロールを通じて外出自粛や帰宅を市民に要請するのは、警察独自の活動ではない。あくまで行政からの警察への依頼だ。

何を言いたいかと言うと、善良なる市民に警察官を使って『早く帰れ』などと警告させること自体が間違っている。
今、やっているように例えば東京都の職員だけで街に出てやるべきだ。

歌舞伎町で帰宅を呼びかける東京都の職員

警察官に強権を発動させるべきでないと、私は考える。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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