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常備薬備蓄も危機管理。客船の出来事は大地震時避難の我々にも

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災害避難時に常備薬はどうしたら良いのか?

毎日、服用する必要のある持病の常備薬が多いと、大災害に遭遇した時、どうしようかとよく考える。

例えば南海トラフの巨大地震で津波の被害から避難する場合、薬はどうしたらいいのかと、いうことだ。
自宅から避難なら当然、持って出るが、外で遭遇した場合、普通は1錠たりともない。

薬無しでどれだけの間、自分の健康を保てるか。持病のある人なら考えてしまう。

危機管理としての薬の備蓄は行政にとって必要だ

"県の基幹病院である県立病院に、需要の多い薬くらいは大量に備蓄して置くべきだ"と思う。
かなり以前、議会でこの質問をしたが、担当者から明確に答えはなく、ずいぶん心もとなかった。
その後、どうなっているだろう。

薬剤を処方してもらうには、医師の診察の必要がある。しかし緊急時だ。せめて多くの高齢者らが使用する薬くらい、備蓄しておく必要があるだろう。

例えば血圧を下げる降圧剤や糖尿病薬、血液をさらさらにする脳梗塞の予防薬など。
医師会あたりから県や市に強く要請をお願いしたいものだ。

大型客船に"監禁状態"の乗船客らに常備薬欠乏の不安も

さてコロナウイルスによる新型肺炎に罹患した乗船客が多数、見つかった豪華大型客船『ダイヤモンド・プリンセス』号は、乗船客に高齢者が多く、毎日服用しなければならない薬も切れてきた人が増えてきたと、伝えられる。

船上から『薬を!』などと書いたものをSOSのように見せている乗船客もいるくらいだから、切羽詰まっている人もいるのかもしれない。

当然、ある程度は持っているだろうが、コロナウイルスに罹患していない乗船客らは、船上待機とはいえ完全な監禁状態。いったいいつ船から出れるかも分からない。

クルーズ船での長期待機で、いつも服用する薬がなくなる不安を抱える人も

クルーズ船待機の人たちは災害時のわれわれの姿だ

クルーズ船の乗客らの不安は、たちまち将来、災害に遭遇したわれわれの身に降りかかることだ。南海トラフの巨大地震による想定される被害から考えると、クルーズ船での待機どころではない事態もあり得るからだ。

今回のダイヤモンド・プリンセス号の問題を他山の石として、多くの人に薬の大切さを認識する機会として欲しい。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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