貧富の格差、なんと85%もの人が感じながら生きている
思った以上の格差社会と貧困が広がっているのを感じた。BIGLOBEがスマホ利用者1000人を対象にお金に関する意識調査をしたところ、なんと85%もの人が貧富の格差を感じると回答した。
1億総中流時代と言われ、8割も9割もの日本人が『自分は中流』と感じていた良き時代もあったはずだ。しかし昨今はやはり現実に格差社会や貧困は広がっているようだ。

自由に使えるお金も乏しく、3人に1人が1万円以下
このアンケートは20代〜60代まで各世代200人(男女各100人)計1000人が対象。
まず、「貧富の格差を感じることあるか」の問いに半数近い47.4%が『ある』と回答した。『たまにある』(37.7%)と合わせると、85.1%もの人が貧富の格差があると感じていた。
これに対し『あまりない』は11.6%、『ない』はわずかに3.3%だけ。現実に多くの人が格差社会を意識していることが明らかになった。
そしてこうした数字を裏付けるように、使えるお金についてもかなり寂しい結果が。
「毎月、自由に使えるお金はいくらか」の質問には『1万円未満』が23%で最多。『2万円~3万円未満』が18.8%、『1万円~2万円未満』が14.9%、さらに自由に使えるお金はない」が8.4%いた。
全体の6割強が毎月自由に使えるお金は3万円以下。3人にに1人は1万円以下というかなりシビアな現実だった。
生活の中の出費で一番負担感じるのが食費とは
そして日常の生活の中で「負担を感じている費目」については『食費』が33.5%、続いて『家賃・住宅ローン』33.1%、『税金』32.3%と続いた。
これらを見る限り、3人に1人もの人が食費に負担を感じているのは切実だ。あと年代によっては子どもの教育費も重くのしかかっている。
生活を考えれば、厳しく苦しい時代に陥っているのは間違いない。
もりもと なおき