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底冷えのする京都に行きたい

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『京都は底冷えのする季節が魅力的。だから今、行きたい』

京都はなんて魅力のある街なんだと思う。このところずいぶん長いこと訪れてないが、行きたい気持ちはいつもある。
排他的だの他所者を受けつけないなどと言うが、あまり感じたことはない。

高校の親友の金井君が同志社大学にいたので、学生時代にはよく行った。
とっくに'70安保闘争も終わってたのに、同志社のキャンパスはまだ赤ヘル被った連中と立て看だらけで、その時代感覚と雑然としたところに強く心惹かれた。

金井君がよく行くメシ屋や茶店、バーも全て楽しかったし、彼に連れて行かれた『DX'東寺』というストリップ劇場は、余りのハードさに何年もうなされたものだ。

当時、金井君は僕に『早稲田をやめて同志社を受け直せ』と、一度、同志社の願書まで送ってきた。京都は彼にとってそれだけ魅力のある街だったんだろう。
京都の女の子は東京ほど派手でファッショナブルではなかったが、皆んなカジュアルで、当時の僕好みだった。

横浜の山崎や鈴木のマー坊とも遊びに行ったが、東京と違いカネのかからない学生に優しい街だった。
名刹巡りは言うに及ばず、散策するだけで楽しいのだ。

以前、訪れた時。わが家は真言宗大覚寺派なので、般若心経の本山・大覚寺=左上=を訪ねるのも、目的だった

あと徳島新聞社を受けた帰途、森田社長に5万円も小遣いをいただいたから、京都にふらっと寄り道した。
確か大原界隈を何の目的もなく散策した。哲学の道も歩き喫茶店でひとり、西田幾多郎らに思いを馳せ珈琲を飲んだ。
そしてこれからの徳島で展開する人生について、どんな未来になるのか思いを巡らせたものだ。

最近はずいぶんと行ってない。宿泊して訪れたのはもう7年にもなる。
その時、先斗町で家内と食事をしたが、みぞれ混じりの小雨が降る、いかにも京都という底冷えのする夜だった。
番傘を持ってお茶屋へ急ぐ芸妓さんが彩りを添えているのに、またグッときた。

こうして振り返ると、昔から京都を訪れ良い記憶が残っているのは、私は圧倒的に冬から初春にかけてが多い。
もちろん、暑い夏にも何度も行っているがやっぱり肌寒く、底冷えのする京の街は最高だ。
だから今、行きたい。

もりもとなおき


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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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