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後藤田正晴さんでも見解示さなかった賭け麻雀。告発の地検判断は?

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元阪神江本氏が後藤田正晴さんに麻雀賭博の定義を質す

黒川さんと記者の賭け麻雀をきっかけに、賭け麻雀と賭博の境界が取り沙汰されている。こうした麻雀と賭博の関連は実は今から27年も前、元阪神のエースで参院議員だった江本孟紀さんが参院予算委員会で質問している。なんと答弁に立ったのは当時の後藤田正晴法務大臣。

聞きたかったお2人のやりとり

『みんな賭けているがどの程度までなら?』と江本さん

江本さんは『賭けマージャンは世間一般にやられてますが、どの範囲ならいいのかお聞きしたい。野球界なんかは麻雀賭博事件で球界を永久追放されたり、厳しい処分をされております。世間一般でも賭けないということはあり得ない。大体どの程度ならいいかお聞きしておいた方が、皆さんもやりやすいのでは』と、後藤田法務大臣に尋ねた。

『娯楽の程度なら。これ以上は言えない』と後藤田さん

これに対し後藤田さんは苦笑いしながら答弁に立ち、まず『江本さんはどれだけ賭けてるの?』とけん制球を。

その後で『こういう所で答えるのはやさしいようで難しい。刑法185条はただし書きで娯楽の程度ならいいといっている。社交辞令の範囲内なら賭博にならないということ。これ以上は言えません』と、具体的な法解釈はしなかった。

委員会室は和やかな雰囲気で笑って終わったようだ。
しかしこれも今なら大変だ。蓮舫さんあたりが質問しこんな答弁を森まさこ法相がしたら、大騒ぎだろう。結局、答弁も政治家の格、存在感であることを再認識させるエピソードだった。

弁護士が黒川さんらを常習賭博で告発。難しい検察の判断

ところで誰かがやると思った。ステイホームと3密回避が求められていた緊急事態宣言のさなか、賭け麻雀をしていた元東京高検検事長、黒川弘務さんと、一緒に卓を囲んでいた産経、朝日両新聞の記者ら3人を、岐阜県の弁護士が常習賭博の疑いで東京地検へ告発した。

とりあえずは警視庁じゃないのかと思うが、さて東京地検はどうするのか?

常習賭博としたのは朝日の社員が社の調査に月に2〜3回、賭け金は数千円から1万円、同じ面子で3年間やっていたと答え、黒川さんも法務省に対しほぼ認めたためだろう。

法務省は国会での質疑で『天ピン程度は賭博にあたらない』みたいなニュアンスで答弁しており、東京地検の判断が注目される。

弁護士は「4人はいずれも高度の倫理観を維持して社会に範を示し、法律を遵守(じゅんしゅ)すべき立場にあることからすれば、違法性は極めて高い」と主張している。

もりもとなおき

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morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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