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徳島そごうついに撤退!全国唯一、百貨店の無い県とは悲しい

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徳島唯一の百貨店、徳島そごうが来年8月、1983年の開業から37年、ついに撤退する。昨日、テレビで報じられてから県民の間には衝撃が広がっている。

売り上げ目標下回り、2〜3年前からあった撤退の噂

以前、徳島そごうが示した存続を維持する売上ラインをとっくに下回っていたから、撤退は時間の問題だと、知る人は知っていた。

徳島の駅前でそれなりの存在感は示してきただけに残念だが、これで全国都道府県で唯一、百貨店の無い県になるのが、あまりに寂しい。

そごうは"もうやめます"で終わりだが、それなりの雇用を確保していた。この従業員さんたちも大変だ。
それと土地建物はそごうは全く関係ない。

そごうはあくまで店子、家主は徳島市関連、都市開発(株)


徳島市幹部も天下りする徳島市関連の徳島都市開発株式会社が家主で、そごうはキーテナントであっても単なる店子だった。

そごうの入るビルには現在、別にショッピングモール、ホテル、市立図書館、市女性センター、市消費生活センターなども入居しているが、これまでに撤退する店舗、施設は相次ぎ、苦肉の策として徳島市は図書館を移転させた。

また最近では市立木工会館を移転させることを決めたが、反対の声は強い。

商業施設という当初の目的から大きくズレ出した入居施設

1983年に開業した徳島駅前再開発のビルが、商業施設により賑わいをつくるという当初の目的から大きくズレてきたことに、市民のひとりとしてやるせなさを感じる。

もちろん店子探しは相手あってのこと。それなりの努力はしてるんだろうが、徳島駅前のスペースにもう魅力を感じてくれないのかもしれない。

そごうという最大のスペースが空き家になれば、徳島都市開発の運営は厳しい。

"ポストそごう"を来年2月の市長選の重大な争点にせよ

徳島市の遠藤市長に、果たしてそごうに代わる賑わいを誘致する知恵や力、人脈はあるのだろうか。

これまでのように徳島市関連の非商業施設を引っ張ってきてお茶を濁すのだけはやめてくれといいたい。
遠藤市政での"ポストそごう"誘致に大きな危惧を感じているのは、私だけではない。

徳島市長選は来年2月だが、"ポストそごう"誘致は大きな争点にすべきだ。
徳島市の衰退に歯止めをかけるか、さらに加速させるか、当然、政治、行政の責任にかかってくる。

高島屋でもこないかと、個人的には心から思う

恥ずかしい話しだが、徳島そごうがセブンイレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングスの傘下にあると、昨日までしらなかった。
個人的には結婚式の引き出物一式から始まり、中元、歳暮の品、スーツやジャケットも何着買ったかわからない。
全国美味いもの展や北海道展は今も毎回、必ず行っているし、ホワイトデーのお返しのハンカチも総計数百枚は買った。
どうしても百貨店というなら高松三越にひとっ走り行けばいいが…高島屋でも来てくれないかと、心から思う。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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