気持ち悪いおっさんで済まない。郵便事業の信頼損なう犯罪だ
これはかなり気持ちの悪いおっさんだ。女性の個人情報をハガキから盗み出し、女性に接触を迫るとは。
例えアルバイトとはいえ、採用側は人物を見極めるのは必要不可欠。日本郵便も関連業務を行う事業者に対しても、プライバシー保護の徹底を厳しく周知すべき。
日本の郵便事業の信頼を損なう、重大な事件だと考える。
事件は集配アルバイトのA(55)が、集配した郵便物にあったハガキに記載された女性の氏名と携帯番号を自分の携帯に登録。
さらにこの女性に『会ってもらえないか』などとショートメールを送ったとして、徳島県警少年女性安全対策課と徳島中央署に郵便法違反の疑いで逮捕された。

女性誘うためハガキ記載の氏名・携帯番号盗み連絡を
Aは7月21日午前7時半ごろ、郵便物集配車の中で、応募はがきに書かれた徳島市の40代女性会社員の氏名と携帯番号を、自分の携帯電話に登録したらしい。
もちろん2人に面識はないが、Aはこの日の夜、女性の携帯電話に『会ってもらえませんか』『55歳独身の男です』などとショートメールを複数回送信。
女性が連絡先を知った理由を聞くと『たまたま投函されたはがきを見た』と答えたという。
女性が徳島中央署に相談、ショートメール着信の携帯電話番号などからAが特定された。Aは『女性と知り合って会うのが目的だった』と供述。
8月上旬にも約10人の女性に同様のショートメールを送っているというが、直ぐに足がつくとは思わなかったんだろうか。
女性にとってハガキ利用に抵抗感じる、気持ちの悪い事件だ
Aは郵便物収集業務を日本郵便から受託している大阪府内の運送会社のアルバイト従業員。
しかしバイトとはいえ、郵便業務に携わっている関係者がこういったことをすると、今後、女性はハガキを利用することに抵抗感があるかもしれない。
日本郵便的にはこの事件は重大に受け止めた方が良さそうだ。
もりもと なおき