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徳島ならではの蜂須賀桜はもう満開です

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『徳島市助任川河畔の蜂須賀桜』

家の近くの徳島市の助任川河畔の蜂須賀桜の並木が間もなく満開だ。散歩がてら見てきたが、濃いピンクの花は美しく、川面にも良く映える。
ポカポカ陽気に誘われて、たくさんの家族連れがお弁当を広げていた。

昨年は3月7日には満開だったから、ことしは1週間は遅れている。やはり今年の冬は寒かったんだろう。

県外の人にはあまり馴染みはないが、その名の通り、阿波藩主蜂須賀家の徳島城内で咲いていたものだ。
沖縄系のカンヒザクラとヤマザクラの一代自然交配雑種で、本来、ソメイヨシノより3週間ほど早く開花する。


最後の藩主蜂須賀茂韶(のちの東京都知事、文部大臣)が家臣だった原田にこの桜を守るように託したとされ、原田家(徳島市かちどき橋)には見事な母樹がある。

20余年前に苗の育成に成功し、今は県内外や海外にも植樹され、何とローマ・バチカン市国のサンピエトロ寺院の庭にも2004年、徳島の有志によって植えられている。
藩祖蜂須賀家政がクリスチャンだった関係でしょうね。

徳島駅から歩いて10分。徳島中央公園を通り抜けて直ぐ。見頃は今週一杯といったところ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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