病床使用率はステージ4で既に逼迫しつつある
徳島県がいつの間にか病床使用率58%となり、ステージ4(同50%以上)とかなり深刻な状態になってきた。
鳴門市の南海病院のクラスターはすでに3週間が経つが連日、感染者が拡大し、52人にも及ぶ。
大阪、兵庫が10日は過去最多で、合わせて1260余人もの感染者数だから、隣県の徳島だって今後、相当な影響を受けるのは必至だ。
イギリス株が8〜9割だからさらに感染は拡大するだろう。
徳島は東京や大阪と異なり、これまではクラスターの感染源がほぼ確認できてきたが、あちこちでクラスターが増え続ければ一気に入院が増える。

週/120人にもなりさらに変異株の猛威で感染拡大も
1週間毎の感染者数は4週連続で増え続け、120人にもなっている。病床使用率はさらに増えることが予想される。
入院できず自宅待機は都会のこととたかを括っていた県民も深刻にならざるを得ないだろう。
飯泉知事はこうした状況を踏まえて、初めて飲食店に対し16日から時短営業措置をとることを決めた。
時短も大切だが飲食店には完全な感染対策の指導をすべき。
のんびりし過ぎたのか、あまりにも感染対策ができていない飲食店が多すぎる。

南海病院クラスターは連日増え続け、すでに52人にも
南海病院のクラスターも心配だ。精神科の専門病院だが、400床余りのベッド数であり、入院患者が次々と感染しているし、医師や看護師にも感染者が出ている。

一般総合病院と異なり地域への影響は少ないが、高齢の入院患者は多く、感染を止めないと、連日増え続けていくだろう。
12日も2人の高齢入院患者の感染が判明したが、ともに濃厚接触者無しなどとなっているが、これもよく分からない。
とにかく南海病院の感染拡大を抑えるために県も全力をあげるべきだ。
もりもとなおき