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徳島県知事選挙に出馬する後藤田正純さんにこの言葉を送りたい

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後藤田正純さんが5日、衆院議員を辞職した。春の徳島県知事選挙に出馬するためだ。翌日6日、出馬会見があった。

彼は少々やんちゃな政治家だ。
でもかつて反社勢力などが背後にいる悪徳サラ金・ヤミ金業界を封じ込めるため、たった一人で国会で戦ったのを私は知っている。

莫大な予算を浪費した五輪スタジアム建設などにも自民党では1人、官邸に干されるのを承知で一強・安倍政権にもの申してきた。
気骨と正義感は人一倍なのだ。

そして民間から官界、医学界までのキラ星のような人脈。
よどみ切った県政のドラスティックな改革、そして豊かな徳島をつくる官民共創の行政ができる数少ない政治家かもしれない。

なかなか厳しい戦いになると思うが、彼には次の言葉を送りたい。

"連帯を求めて孤立を恐れず/力及ばずして倒れることを辞さないが/力尽くさずして 挫けることを拒否する"
(東大全共闘・安田講堂で)

'60年代後半、医局から始まった東大改革の闘いを指揮し、東大全共闘結成に繋げたのは彼の父上・圭博氏だ。負けん気と改革DNAはこの父譲り

"闘い続ける人の心/誰もが分かってるなら/闘い続ける人の心は/あんなには燃えないだろう"
(吉田拓郎・イメージの詩)

彼の闘う心のうちを皆んなに知って欲しい

"男たちは常に終わりなき出発を夢見る。友情や愛や優しい夢や、そんなものの一切に或る日突然、背を向けて荒野をめざす"
(五木寛之の『青年は荒野をめざす』)

プロフェッサーのこの言葉は、多くの青年や開拓者の心を揺さぶり、荒野へ駆り立てた

どんな難関が立ちはだかっても、荒野を肥沃な土地に変えるのが政治の役目だ。来る知事選挙は各候補がそのチカラを競う闘いとして欲しいものだ。
後藤田さんの戦いは、徳島の革命になるかもしれないーと、私は思っている。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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