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心を豊かにする美味い珈琲との出会い

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『思わず"美味い"と唸ってしまった珈琲の味と香り』

41年間も同じ場所で店の雰囲気をずっと保ちながら、美味い珈琲を入れ続けるって並大抵のことじゃない。
私の本籍地のごく近く。徳島市幸町の可否庵(コーヒーあん)を何年ぶりかで訪ねたが、マスターも店の雰囲気も全く変わってない。しかし珈琲の味、香りだけは名人の域に達していた。
実はひと口すすり思わず『美味い!』と声が出てしまった。

私は酸味の強いのは苦手だ。それだけマスターに告げたら、ブラジルショコラというチョコレートの香りが遠いところで微かに漂うものを。軽い苦味も私のツボにハマった。さすがだと感動したのだ。

お店から歩いて3分に徳島新聞と四国放送の旧社屋があった。当時はみんなサボってコーヒーブレイクに来たものだ。


しばし昔話に花が咲いたが、私はマスターとはほぼ同い年。同じ時代、共に東京で学生生活を過ごしたが、やはり第二次オイルショックで2人とも就活は苦労した。

でも同じ場所で毎日、好きなコーヒーを淹れ、行き交う人々と時代を見つめ続けたマスターの人生は、素敵で羨ましくもある。

まだまだ道半ばのつもりで、さらにコーヒー道を極めて欲しい。いい人生を送ってきたことが顔に出てるよ、マスター。
(写真のマスターは彼のFBから。もちろん今はマスクされてますよ)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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