理解できないことをやる物理、天文学者は凄い
人類初、ブラックホールの撮影に成功したニュースが、世界を駆け巡っている。
怖いものの例えで"まるでブラックホールだ"みたいな言葉が、良く使われる。この度、本物の写真を見せられたが、やはり真ん中は不気味だ。
しかし光まで閉じ込められるとか、角砂糖1個が地球と同じ質量とか、黒い穴に全てのものが吸い込まれると言われても、なかなか実感は掴めない。
誰か見てきたのか?何が吸い込まれたのか?と、レベルの低い質問しかできない。
アインシュタインが相対性理論の中でブラックホールの存在を予言したが、そもそも相対性理論が実感として理解できない。
高校の担任は名古屋大学の物理学科出身で詳しかったが、『君らには理解できないと思う』感一杯で授業をしていた。
世界の天体望遠鏡を連携というが、運んだのか?
そもそもブラックホールは強烈な重力を持つナゾの天体なのだ。
一国の天体望遠鏡だけではとてもじゃないが、観測は不可能。8つの世界の天体望遠鏡をネットワークで結び、仮想的に地球サイズの巨大な天体望遠鏡をつくることで実現した。
もちろん、この理屈も全く理解できないが…
それは置き、この度撮影に成功したブラックホールは直径約400億キロメートル。地球の直径の約300万倍という巨大さとか。科学者たちからは「モンスター」と呼ばれている。
地球からの距離は約5億Km。大きさは太陽系全体を上回るというから、大きいんだろう。
重力は太陽の65億倍あり、存在すると思われるブラックホールの中でも最も重い部類だというが、他とどう比較したんだろう。
撮影は、"イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)"と名付けられた、8つの望遠鏡の連携によって実現したとのことだが、望遠鏡の連携方法だけでも詳しく教えて欲しい。
先輩が例えたブラックホールも怖い
『女には魔性の女がおり、まさにブラックホールのようなもの。身も心も吸い込まれて人生破滅させないように』と、入社直後、先輩に教えを受けたが、やはり怖そうだ。
もりもと なおき