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怖いネットの出会い。18才薬科大生はなぜあんな男に会ったのか?

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相手の人格が見えないネットの出会い

まだ幼さの残る18才の女子大生が、あの気持ちの悪い殺人犯となぜ会うことになったのか。なぜあの遠い距離をあんな男にわざわざ会いに行ったのか?

殺害された菊池さん

この事件は分からないことだらけだ。
そしてひとつだけ言えるのは、2人の接点は海外通信アプリの掲示板だったこと。
バーチャルな世界はどんな危険が潜んでいるか分からないことを、改めて教えてくれた事件だった。

特に男は女を誘い出す時は、優しい言葉になるという。顔も見えないネットからの出会いにはくれぐれも気をつけなければならない。
ネット掲示板やLINEなどのやり取りでは絶対に、相手の人格まではわからないということだろう。

金銭の約束があったのか⁈

これまでの調べでは茨城県神栖市、土木作業員広瀬晃一容疑者(35)は、

昨年11月20日ごろ、同市内のクルマの中で、東京都葛飾区の日本薬科大学1年菊池捺未さん(当時18)の鼻や口を手でふさいで殺害した疑い。
この後、広瀬容疑者は現場近くの畑の土を掘り起こし、菊池さんを埋めたと自供している。
司法解剖の結果、菊池さんの死因は窒息死だった。警視庁は何らかのトラブルで広瀬容疑者が衝動的に犯行に及んだとみている。

一部マスコミの記事では、2人で会う代わりに、広瀬容疑者が菊池さんに金銭を支払うことを約束。
しかし約束通り部屋で過ごしたのに、広瀬容疑者がカネを払わなかったことで菊池さんとトラブルに。クルマで連れ出して殺害に及んだと報道されている。

不可解な女子大生の行動

しかし警視庁はまだ2人がトラブルに至った経緯などは、公式には明らかにしていない。
目隠しをして部屋に連れて行き、部屋で過ごした後、またクルマで菊池さんを運び降ろしたが、菊池さんが広瀬宅を探し出し、再び訪問。
広瀬はまた菊池さんを殺害現場までクルマに乗せ連れ出したという。
菊池さんの行動もひじょうに不可解だ。
本当に恐ろしかったら、探しだしてまで、再び広瀬容疑者宅へは行かないだろう。

広瀬容疑者は、これまでSNSで知り合った女子高生に現金を渡す約束をしてみだらな行為をし、茨城県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された過去がある。
この時は罰金50万円の有罪判決を受けた。

この事件がナゾを解く参考になりそうだ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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