徳島のコロナ致死率は5.5%で全国平均の3倍!60才以上は何と11.3%
やはり怖い、新型コロナウイルス。
徳島県は9日までに146人のコロナ感性者がいる。四国では人口比での感染率はもちろん、数も最多となっている。
そしてすでに8人が死亡しており、これも中四国で最多。致死率は何と5.5%にもなっている。
これを60才以上に限定すると71人が感染しており、なんと致死率は11.3%にもなっている。
県は死者について関係者のプライバシーから細かな発表は控えているが、亡くなったのは全員、65才以上という。
恐らく65才以上に絞れば、さらに致死率は高くなるのは間違いない。

軽症〜中度症から急速に悪化するケースばかり
いずれの患者も軽症あるいは中等症で入院しながら急速に症状が悪化、死亡しているという。
また大半が糖尿病などの基礎疾患があるようだ。『65才以上、基礎疾患あり』に限定すれば、さらに高い死亡率だろう。

インフルエンザの致死率は0.1%だから、コロナの怖さが分かる
全国では9日までに7万3337人が感染。1412人が死亡しているが致死率は1.9%だ。
絶対数が桁違いだから一概に比較はできないが、徳島は全国平均の3倍にもなっている。
よくコロナとインフルエンザと比較し、インフルエンザの方がたくさん罹患し、たくさん死亡しているという見方もあるが、季節性インフルエンザの致死率は一般的に0.1%と言われる。
コロナ感染者の多くが後遺症を訴えることを考えると、やはりコロナは怖いと思わざるを得ない。
高齢者中心にPCR検査の拡大を
クラスターを防ぐのはもちろんだが、高齢者の場合は少しでも気になる症状があれば、早めのPCR検査を実施。無症状感染の段階で隔離、養生すべき対応をとってもらいたい。
また亡くなった感染者については、注意を喚起する意味でも、具体的な基礎疾患について、県は詳しく発表すべきではないだろうか。
もりもとなおき
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