女子受験生の弱みにつけ込んだ、まさにクズの犯罪
性犯罪者の卑劣さは事件の度に再認識するが、こんな卑劣な輩が横行していたことに怒りを禁じ得ない。
"センター試験痴漢"というまさにクズの中のクズが、首都圏などに出没したと聞き、驚いた。
つまり先月の18、19のセンター試験両日の朝、センター試験会場に向かう女子高校生らを狙った痴漢が多数、出没したという。
何故センター試験の朝?と、普通の人は思うが、"試験に遅刻したくない女子高校生はもし痴漢被害に遭っても被害を言い出さず、泣き寝入りするだろう"との、女子受験生の弱みにつけこんだ犯行だ。
こういう輩の被害に遭った女子高校生は、恐らく気持ち悪さと悔しさ、怒りで精神的に混乱し試験どころじゃなかったはずだ。
情けないネットでの書き込みも痴漢犯罪を助長
こんなことを考えると、本人や親じゃなくとも、心からこうしたクズの犯罪
は許すない。
現実にネットの匿名掲示板では、『センター試験当日はチカンし放題』とか、『試験に遅刻できない受験生は警察に通報しないから、捕まる心配がない』という卑劣極まりない書き込みは山のようにあったと言う。
この書き込みをしたクズがもちろん全員、痴漢ではないだろうが、こうした書き込みを見て『なるほど』と、実行したバカは必ずいたはずだ。
こうした背景を受け、ネットでの呼びかけで、電車内で目を光らせる民間の団体もあったという。

センター当日だけでも女子受験生車両はできないか
JRや私鉄は、女子高校生らが安心してセンター試験会場に向かえるよう、センター両日だけでも『女子受験生車両』をもうけたらどうだろうか。
あと各駅、車両で痴漢に対し厳しく警告する放送なども効果があるような気がする。
私立大学の試験も本番となった。また25日からは国公立大学の二次試験前期日程も行われる。
女子受験生らが安心して試験会場に向かわせてあげたいと願う。
もりもと なおき