夫渡部の恥をしのびテレビに出ていた佐々木希の健気さ
昨日の24時間テレビの中の『笑点』に、ゲストとしてタレントの佐々木希が出ていたから、画面に向かって声援を送った。
もちろん皆さんご存知だろう。彼女の夫のお笑いタレント渡部建が、とても恥ずかしい最低のスキャンダルで文春砲にやられたのは記憶に新しい。
佐々木がリモート出演しているレギュラーの落語家に、座布団を運ぶ姿に、健気さが伝わってきた。

渡部のトイレスキャンダルは佐々木にも屈辱的だった
ダンナの渡部が六本木ヒルズの多目的トイレに知り合いの女性を呼び出し、わずかなカネを渡しては繰り返し性のはけ口にしていたという文春砲は、 衝撃だった。佐々木にしたら普通の不倫報道の方がまだマシだったかもしれない。
これで渡部はテレビ、ラジオのレギュラーを全て降板、いつ復帰できるかの見通しも全くたたない。
そして妻の佐々木希とも離婚の危機があったことが容易に想像できるが、なんとか思いとどまったようだ。
24時間TVのオファーに応えるのは勇気がいったはず
しかし夫のスキャンダルは、元超アイドルタレントの佐々木には、筆舌に尽くし難いほどの屈辱的な出来事だったと推察する。佐々木も人前に出ることさえ辛かったはずだ。
とりわけ24時間テレビのようなチャリティ番組に出演するのは、オファーが来てからも思案したのではないだろうか。
それでも勇気を持って出たことは素晴らしいと思ったし、これまで以上に活躍して欲しいと願わずにいられない。

ダンナの失敗は時に妻に迷惑をかける。選挙で落選も
有名人だろうが普通の人だろうがダンナが下手を打つと妻に嫌な思いをさせることは多々ある。そしてこれは私も人のことは言えない。
もちろん、渡部のようなお粗末なスキャンダルで妻に恥をかかせたことはないが、私が選挙で落選した時は、家内も普通に表へ出て行くのは嫌だったと思う。悪いことをした訳ではないが、そういうものなんだ。
家内も仕事をしていたから当然、私のことも頼んでいただろう。
私はふて寝していても家内は私の落選の翌日から仕事があった。職場に顔を出すことに、少なからず勇気がいっただろう。
その時の家内の気持ちを考えると、心情を察するに余りある。
昨日、テレビで頑張る佐々木希を見て、そんなことをふと思い出した。妻は大事にしなきゃと思う。
もりもとなおき