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患者には癒し、部下には威厳。白い巨塔で出会った親分肌教授への感銘

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『教授回診=白い巨塔のイメージを私の中で一新した大学病院の患者としての体験』

教授回診。誰もがドラマ『白い巨塔』の財前教授を思い出す。国立大学医学部特有の完璧なる縦社会のキツさをこの言葉から感じていたが、その概念が私は完全に覆った。
どうも私が入退院を重ねる徳島大学消化器・移植外科はそんな空気は微塵もないようだ。

凄いと思うのはトップの島田光生教授がとにかく毎朝、回診をし、午前8時過ぎからチームのドクターたちを引き連れて病棟の患者全員のベッドを覗いてくれることだ。

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私は5月以降、すでに延べ何十日間も入院しているが、島田教授の顔を見なかった朝は一度も無い。
驚くのは病院が休日の土曜日の朝も必ず担当医師らと来てくれる。
もちろんドラマで有名になった大名行列などではない。

そして担当医師に一言ふたこと質問したり指示したら、あとは毎回、満面の笑みで私たち患者に『調子はどうですか?』と。
"白い巨塔のトップ"に朝からこんな笑顔を向けていただいたら、体調が悪くなるはずがない。

やはり癌患者といえど、"医は仁術"であることを改めて実感するのだ。
患者には癒しを、部下のドクターには威厳を。素晴らしいなと思う。

先日の徳島新聞に徳島大学病院の直腸癌の経肛門手術について詳しく報道されたが、これも島田教授のチームによるものだ。
その中で島田教授は

『地方の大学病院で大都市のトップレベルと変わらない医療を提供したい』
とコメントした。この言葉は本当にわれわれ患者にとって心強い。

私の担当医師は四国でも数少ない内視鏡手術支援ロボット・ダヴィンチを扱うY医師と女性のT医師だ。
T医師が女性では希少な重い消化器外科を選択したことも、島田教授の影響があったようだ。

以前は政治の世界でも大都市と地方都市の一番の格差は医療だと、良く言われた。しかしこのコロナ禍の下、それは今や全く当たっていない。徳島大学病院へ入院し良く分かった。
(島田教授と私の担当のY医師。私も講座を拝聴しました。写真は島田教授のFBから拝借)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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