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悪質な反則プレー、やはり内田監督が指示。加害選手が証言

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日大アメフト部の選手が関西学院大学のアメフト選手に悪質な反則タックルを仕掛け大けがをさせた問題で、日大の加害選手はきょう会見し、謝罪するとともに、内田監督やコーチに指示されてやったことを認めた。顔を出さない謝罪はないと、真正面からの会見となった。


事件を契機に、日大だけじゃなく日本的体育会系の体質改善を

自業自得とはいえ、日大アメフト部の加害選手が会見に出るのは相当な勇気がいっただろう。

私はこの事件を契機に日大アメフト部に限らず、監督コーチの言うことは絶対で、時にはチーム内でパワハラ、暴力が平然とまかり通ってきた、日本的体育会系の体質を改めるきっかけにすべきと考える。

既に被害者側は警察に被害届けを出しており、警視庁などは加害選手、指示した内田監督らを傷害容疑などで立件するのは確実。日大アメフト部の存続も極めて難しいだろう。

会見した被害選手の父親

また内田監督は日大のNo.2と言われる常務理事だけに、大学の体質も厳しく問われなければならない。

日大本部

反則タックルを告白

件の加害選手は、けがをさせた関学の選手と大学に対し、謝罪すると同時に、内田監督やコーチに反則プレーを指示されたことを証言。

当時の監督やコーチとの反則プレーを実行に移すまでのやり取りも含め、詳しく告白した。

マンモス日大には莫大な補助金=税金が

今回の一件では、内田監督が大学常務理事の立場にあることから、自浄作用を見せなかった日大の体質も問題とされるべき。

マンモス大学日大には莫大な補助金=税金が入っている。だから多くの国民は、日大批判をする権利があることを、この際、日大当局も知るべきだ。私立であっても大学はきわめて公的なものなんだ。

そして体育会系運動部OBで固めてきた大学理事会の常識は、世間の非常識であることも。

かつては学内闘争も

1960年代の後半、日大は大学当局の莫大な使途不明金問題や、学生への不当な締めつけに一般学生が立ち上がり、日大全共闘を結成。未曾有の日大闘争が起こっている。

時代が違うから学生運動には繋がらないが、現に自治会が問題にしているほか、教職員組合も当局に人心一新を求めるなど、内部から大きな大学改革の声があがってきた。

内田監督に締めつけられていた問題のアメフト部員らも、理不尽な監督、コーチ陣に反旗を翻し始めている。

日大の体質が1番の問題

今回の問題も、とてもアメフト部だけの問題では終わらないと、私は当初から思っていた。

ほとんど犯罪と同じ反則タックル。

それを命じたとされるのが内田監督。さらに内田監督は大学経営陣No.2とされる常務理事。学内人事のほか、各運動部への予算配分の責任者として、力を持っていた。

そしてとかく噂のあった理事長の側近と言われている。

アメフト部のスキャンダルをきっかけに、大学は大きく揺らぐだけの背景はあったのかもしれない。

非常識さを露呈

先日、やっと出てきた内田御大だが、会見後も事態は好転せず。

本人は監督辞任を明らかにしたうえで、『全て監督である自分の責任。弁解はしない』と、男っぷりを見せたつもりなんだろうが、ますます窮地に陥っている。

まず違法なプレーを選手に指示したことについて全く説明はなかったが『弁解しない』は、"私がやりました"と同義語。ならきちんと一部始終を説明すべき。

結局、選手が会見で矢面に立つことになった。

さらに有力OBだけでなく、現役部員からもメディアに対し、次々と証言が出ているのだから。

日大に自浄作用なし

あと日大の常務理事の役職については内田監督は手放さざるを得ないだろう。

あの殺人タックルはスポーツを愚弄する行為。それを監督として指示した(とされる)人が、大学経営陣No.2とされる常務理事の役職に居座っていい訳がない。

本来、大学が自浄作用を発揮すべきだが、それもあまり期待は出来ない。

スポーツ庁はむろん、文部科学省の厳しい指導も必要だろう。

場合によっては大学への助成金でペナルティを課すべき。彼らにはそれが一番、こたえる。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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