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情けない。町予算で町会議員のスーツまで買わなきゃならんとは

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なんで町会議員のスーツ代まで⁈


しかし町会議員のスーツまで買わなきゃならん町民は、たまったもんじゃないな。慣例らしいが大半の町の人は恐らく、新聞に出るまで知らなかったのかもしれない。

徳島県東みよし町。町議14人(男13人、女1人)のお揃いのスーツ代補助金として30万8000円を、今年度の補正予算に組んでいるという。スーツは一人分4万4000円。半額を町が負担する。2010年の改選以来の慣例とか。

何ともコメントし難いが、徳島新聞によれば議長は「4年に1度の購入。高価なもんじゃない。揃えた方が見た目が綺麗」と。議会事務局は「服装を揃えることで、研修や視察先の印象を良くするため」だと。

予算を執行する松浦町長も「議員活動をする上で、場に応じた正装が求められる場合もある」などと理解を示しているというが、果たしてこれを知った町民は理解を示すんだろうか?

私はこれらのコメントを読み絶句した。だったら自分のカネで買ったらいいじゃないかと。だれでも思う。

地方政治、行政への閉塞感しかない


先日、全国的に田舎の町村議会議員のなり手がなくなっているとのニュースがあった。

こういったわれわれの常識からかけ離れたニュースを聞くと、地方政治や行政への何とも言えない閉塞感を感じるし、心から嫌になる(涙)願わくば議会でもう一度話し合い、予算の組み直しをしてスーツの件は予算削除すべきだろう。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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