慶応義塾大学は近年、なぜこんなに下半身系の話題が多いのか。性的暴行だのわいせつだの、はたまたミス慶応がらみでスタッフのセクハラ騒ぎなど。今度はアメフト部員の盗撮とは。

男らしいはずのアメフト部員が女風呂をのぞき、盗撮とは
そしてこの度、強豪のアメリカンフットボール部が、部員の不祥事で無期限活動自粛を発表した。
その不祥事の内容について体育会とアメフト部が連盟で「部内において、複数の部員による"著しく不適切な行為"があったことが認められた」と、発表したことが、余計に疑惑を。
著しく不適切な行為ってなんだと、さらに話題を呼んでしまった。
盗撮は重大な犯罪、普通は警察の逮捕事案だが、活動自粛だけ?
詳細は教育的及びプライバシー保護の観点から公表できないとしていたが、あっという間に漏れ伝わってきたようで、スポーツ新聞などにスッパ抜かれるのちは、時間の問題だった。
関係者らの話しでは、今年8月の夏合宿中、一部の部員が女子風呂の女子学生らを盗撮した。被害者の人数は2桁に上るという。
しかし、これだけ多数の被害者がいながら、不祥事発表は2カ月も経っていた。被害者にしたら全く心穏やかではないだろう。そして著しく不適切どころか、完全な犯罪だ。盗撮は普通、逮捕事案だ。
こうした集団の中での盗撮の恐ろしさ、犯罪性は、被害者の写真があっという間にあらゆるところに拡散し、大変な人権侵害になることだ。
SNSの時代は昔のようにカメラで盗撮などと、わけが違う。大学としても犯罪として重大に受け止めて欲しいものだ。
慶大アメフト部は関東1部上位のTOP8リーグ所属。今季はここまで2勝1敗だが、第3節で優勝候補明大に初黒星をつけ、優勝争いに踏みとどまっていた。
もりもと なおき