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慶応レイプ犯不起訴に異論続々。示談は別に検察は粛々と事件処理を

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これで不起訴なら何が犯罪?

酩酊した女子大生を強姦するなどし、準強制性交などで5回も神奈川県警に逮捕された慶応大生(22)と、共犯として逮捕した慶応大生ら3人を横浜地検は不起訴としたことに、ネットでも疑問と怒りの声が渦巻いている。

不起訴ー即ちこの慶応大生は何もしてなかったことになる。

じゃあ警察は5回も誤認逮捕をしたというのか?

横浜地検は不起訴の理由については一切、口を閉ざしているが、やはりキチンと説明すべきだ。
あまりの不公平感と、彼らを野に放つことに多くの女性たちから不安の声が上がっている。

いずれも示談が成立したとみられている。

福沢諭吉も泣いているだろう

慶応大生らは取り調べに対して「酒を飲んでおり、覚えていない」「合意があったと思う」などと供述していた一方、早い段階で示談が成立していたケースもあった。

示談は別に、検察は粛々と事件処理をすべき

かつての強姦罪は現在は親告罪ではない。例え示談が成立しても立件できる。しなければならないと考える。
しかし被害女性は裁判を望まないケースが大半。だから示談成立でほぼ不起訴となる。被害女性が裁判を回避するのは、被告弁護士の容赦ない質問に被害女性が耐えられないためだ。

しかしだからといって、こうしたレイプ犯を社会に放っていいのだろうか?
被告は女性に対し、金銭でも償うのは当たり前だが、検察は粛々と事件処理を進めるべきだ。

強制性交罪の場合、最高は無期懲役。昨年、三重県で女性宅に侵入するなどして性的暴行を繰り返し、強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた男(46)に津地裁は求刑通り無期懲役の判決を言い渡している。

準強制性交罪は懲役5年以上。このクズたちも起訴されていれば5年以上は刑務所だった訳だ。

慶応だけに諭吉が助けたなどとネットでは叩かれているが、洒落にもならない。

これだけ悪質な犯行を重ね不起訴では、女性が安心して暮らせない。慶応義塾大学も改めて見解を示すべきだ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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