マウントをとるとは相手より優位性持つこと?
最近、よく聞くことばに『マウントをとる』というのがある。
元々、ネットで広がったことばらしいが、意味のニュアンスは分かるんだが、なかなかひとことでは言い表せない。
簡単に言うと相手より自分の優位性を示すことらしい。
仕事、成績、容姿やカネの有る無しでまあ、相手に対して上から目線になることなんだろうか。
そして先に先手を打つことがマウントをとる決め手のようだ。
後輩への指導も『マウントとられてウザい』かも
こうした意味であれば多分、これまでの人生でマウントを取ったり、取られたりしたことはたくさんあったような気がする。
新聞記者時代は新人記者や後輩記者の教育や指導をしたが、恐らくマウントを取っていたかもしれない。
自分の体験や経験をずいぶん話してきたが、自慢話しになっていなかったか。後輩への押し付けになっていなかったか?
恐らく今なら『マウントとってこられた。ウザかった』とか言われるんだろうな。
政治の世界はバカほどマウントとりたがり
マウントにもいろんなケースがあり、自分は正しいという自己正当化。相手に自分の能力を認められたい。相手に自分の優位性を示す。自分の劣等感を隠すーなどがあるようだ。
自分の考えや行動は必ずしも正しくないし、人にはそれぞれスタイルがある。今さら後悔しても仕方はないが、後輩たちには誤ったマウントを取ったことがあれば反省したい。
ところで私も政治の世界に20数年いたが、マウントのとりあいだったような気がする。
このバカに何でこんなこと言われなきゃならんのだということは、山ほどあった。
もりもとなおき