政治は国民を映す鏡なのか⁈
少なくとも大臣だけはまともで知的レベルの高い人に願いたい。
言っていいこととダメなことの判断も瞬時にできないのは、勘弁してくれよと切に願う。自民党は衆参何百人もいながらもっと相応しい人物はいるだろうに。
日頃の政治活動と選挙活動にいかに乖離のある政治家が多いことか。選挙活動だけの熱心さだけでついつい投票してしまうのは、本当にやめよう。
『一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎない』(サミュエル・スマイルズ『自助論』)と言われるが、こんな大臣を見る度に身につまされる思いだ。
本当なら4回は辞任した桜田五輪相がやっと辞任
桜田義孝五輪担当大臣が、またしても失言でついに辞任した。さすがに東北復興にかかる失言は安倍首相も許さなかったのだろう。
桜田氏は東京都内で開かれた岩手県が選挙区の自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーで 『復興以上に大事なのは、高橋さんだ。よろしくお願いします』などと発言。
また競泳の池江璃花子選手が白血病を公表した際に『がっかりしている』と述べた自らの発言があれだけ批判されたのに、またその話をギャグのようにネタにした。
二の句が告げない。
自己保身から?更迭嫌う安倍首相
しかしこのオヤジ、昔の内閣ならすでに4回くらい辞任してるんじゃないのか⁈それほど今の内閣というより安倍さんは大臣の更迭を嫌う。
仲間思いというより、過去に大臣の辞職がどれだけ政権を揺るがし、崩壊に導いたか知っているからだ。自己保身に他ならない。
桜田さんという人は裏表がなく、党内では人望があるらしい。
立ち居振る舞いを見たり発言を聞いても、確かに正直な人だとは思う。
しかし党のイメージダウンに繋がればみんな自分の選挙に響くから、辞任にはホッとしているのは間違いない。
もりもと なおき