これまでマスコミのタブーだったジャニーズ事務所が大きく揺らぎだした。メディアはSMAPや嵐の女性スキャンダルなど、何があろうと触らなかったが今週の週刊文春はどうだ。『櫻井翔裏切りの二股愛』。政治であれ芸能界であれタブーはいらない、痛快だ。

芸能人は反骨精神あってこそ魅力がある
歌い手や役者さん、お笑いの芸人さんはやはり反骨精神のある人が好きだ。かつての団塊の世代のエネルギーであるグループサウンズなど、ショーケンやジュリーに代表されるように、やんちゃな不良ばかりだから魅力があった。
俳優さんでも例えば大女優吉永小百合さんのように、きちんと政治的発言ができる人は魅力的だ。
最近、話題になる『笑点』の師匠たちも、ピリッと風刺の効いたネタを聞くとさすがだと思う。
強い事務所に守られてきたジャニーズ系タレントたち
これに対し、ジャニーズ系のタレントはといえば、ずっとテレビ界に強大な力を持っていたジャニーズ事務所に守られてきた。過去形にしたのはジャニーさん死後、王国が大きく揺らいできたからだ。
だからこれまで清廉潔白、優等生みたいにイメージされてきた看板タレントたちも今や安全地帯はない。
人間的といえば聞こえはいいが、いろんな女性問題が公然と暴かれ出したのは面白い。
とりわけ嵐とかは今やジャニーズの看板というより、安倍政権を支えるタレントの中核を成しているんじゃないかと言っても過言じゃない。そのくらい安倍政権にべったりのイメージがある。
優等生と思っていた櫻井翔が裏切りの二股愛?
そして中でも父親が元総務省事務次官、本人も慶応ボーイ。ニュースキャスターまでこなす爽やかで優等生イメージしかなかった嵐の櫻井翔が、文春砲の餌食になっている。
嵐の櫻井翔(38)はさる1月、元ミス慶應のA子さんの“婚前旅行”に出かけていたことが、文春のスクープとして報じられた。

そしてその女性と結婚に向けて準備を進めているにもかかわらず、それから約1カ月後、櫻井は自身所有者の“別宅”で、別の女性と密会していたことがまた、文春にスクープされたのだ。

詳しくは週刊文春を読んでもらいたいが、テレビキャスターも務め、安倍さんお気に入りの櫻井翔も、普通の(普通ではないか汗)男だなととのお話し。
優等生が売りでも婚約者がいる二股愛は全然、優等生ではない。別の彼女とはどのように精算するのかな。
芸能マスコミこうしたスキャンダルもどんどん暴いたらいい。タブーはいらない。
もりもと なおき