女性スタッフが入っている女風呂へ侵入とは!
NHKの佐賀放送局の湧川高史局長が訪問先の保養施設で、NHK女性スタッフが入っている風呂に侵入したとして更迭されたニュースには、申し訳ないが笑ってしまった。
NHKは理由は明らかにしていないというが、『服務規定に反する不適切な行為があった』と局長を解任。NHK放送センター人事局付けとし、先に出勤停止14日間の懲戒処分を科した。
この湧川君、実は振り出しは徳島放送局だった。サツ回りからスタートした新人時代の仕事ぶり、遊び方は私も良く知っていた。佐賀放送局長に大栄転した時は彼を知る連中と『あいつが⁈』と、少し驚いたものだ。
籾井NHK元会長との"二人羽織"で有名に
失言とトンデモ答弁が多かったNHK籾井勝人元会長の国会質疑に、彼が答弁ペーパーを後ろから頻繁に渡す姿が"二人羽織"と揶揄され評判にもなった。
左が湧川君
その甲斐あってか実力以上?の秘書室長、さらに佐賀放送局長に出世したと、当時はメディアでも話題を集めた。
この期は各社、徳島支局にもかなり有能な若い記者が集まった。古き良き時代の記者根性を持った印象に残る連中も多く、それぞれがライバルで切磋琢磨していた。
湧川君もそのひとりだったが、そこはNHK。さらに東大卒とあって若干、雰囲気はお役所っぽい感じがした。
昔の仲間『若いときから酒グセが悪かった』
四角い顔が何となく片岡鶴太郎を上品にした感じだったので、私だけは『おい!鶴ちゃん!』と呼んだりしていた。
ゴマすりだろうが上手もんだろうが、やはりサラリーマンは出世してナンボ。"鶴太郎"の局長就任を聞いた時は籾井会長に尽くした成果やなと喜んだものだが、こんな恥ずかしいことで更迭とは、残念だ。
昔の他社の仲間に聞いたら『当時から酒グセが悪かった』とか。酒に酔っていたとのことだが、額面通りの理由だろう。あと1年。懲戒免職じゃないだけ良かった。
もりもと なおき