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新人記者時代、先輩に教えられた『3回ルール』とは?

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『先輩に教えられた3回ルール』

新人記者時代、ひとりで取材に向かう時、たまには怖いなぁとか不安な時は多々あった。そんな私の表情を察してか平野淳輔先輩(故人)は『山より大きな猪はおらん!ドーンと腹据えていかんかい!』と、叱咤激励してくれた。

この先輩には記者クラブに配属された直ぐの時も真面目な顔で『女の子と仲良くなっても、本気になれんと直感した相手とは、エッチは3回まで。それ以上は絶対、あかんぞ』との貴重なアドバイスをいただいた。


卒業直後の私はこの海千山千の様々な修羅場を乗り越えてきた先輩から見たら、ずいぶんと遊んでいない真面目な青年に見えたようだ(実際にそうだったが…笑)

なんでも"3回"をオーバーすると間違いなく女の子の方がこちらに情が移り、離してくれなくなる。別れられなくなるとか。そして修羅場になると。
もちろん、この逆もある。

その結果、後々大きなトラブルになり生活や仕事にまで支障をきたすとの心配、親心だった。
但し結婚してもいいくらい好きなら全くその限りではないとの補足もあった。

『あと逆に女の方から3回以内で逃げられることもある。それは向こうが遊びか、相性が悪いんや!その時は深追いするな。さっと諦めろ』と、教えられた。
この教え"3回ルール"はずっと守ってきたし、私も後輩に伝授してきた。

そしてAV男優のレジェンド、加藤鷹氏がまさに同じようなことを女性にアドバイスをしていたからおかしかった。

先輩も加藤鷹氏もやはり"レジェンド"となるまでには何度も失敗した結果、会得したお約束だったのかもしれない。
男女のムダなトラブルを避けるためにも先輩や加藤鷹が云う"3回ルール"は人間の本質を突いているのかもしれない。

平野先輩には社会部記者が持つべき全てのスキルの身につけ方を指南いただいた。忘れられない先輩だ。

先日はお嬢さんからメッセージをいただき、娘さん(平野先輩の孫)が早稲田にいることを知った。これも人の縁(えにし)だと、嬉しくなった。

もりもと尚樹

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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