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新幹線の犯人同様、富山の交番襲撃犯もナタを準備。模倣犯の可能性は?

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新幹線無差別殺人犯同様、凶器にナタを準備する怖さ


富山市で起こった元自衛官、島津慧太容疑者(21)による交番襲撃、拳銃強奪、殺人事件。犯人はナタを準備していたことから、先日の新幹線内の無差別殺人事件がアタマに浮かんだ。この犯人、小島一朗容疑者(22)が3人を死傷させたのが、ナタだった。凶器としては極めて珍しいケースだった。今回の犯人も、先日の事件からナタの破壊力に目を付けたんだとしたら、犯行スタイルは異なるものの、模倣犯かもしれない。


白昼、小学校で警備員射殺


凄まじい犯行だった。交番の警察官を刃物で30数ヶ所も滅多刺しにし、拳銃を強奪。わずか100m先の小学校の警備員をその拳銃で一発で射殺した。

学校敷地内に逃げ込んだが、駆けつけた警察官が向かってくる島津容疑者に2人が拳銃を発射、腹部にあたり重体となっている。

幸いにも教室に入ることはなかったが、校舎内には児童がおり、もし取り逃がしていたら大惨事になっていた。先生たちはさすまたを準備、犯人と戦う用意をしていた。


複数凶器持参も似ている小島、島津両容疑者


これまでの調べで島津容疑者は、警察官を刺した刃物のほか、ナタなど4種類もの凶器を持っていた。

使ってはいなかったが、ナタで気になったのは、先日の新幹線内で3人を理由なく死傷させた小島容疑者も、ナタなど複数の凶器を持っていた。

一見ひ弱な犯人が、襲われた女性を助けに入った乗客に、最初の一撃でダメージを与えたことから、このニュースを見てナタを用意した可能性もあるような気がする。

今後の調べを待ちたいが、生い立ちなど島津、小島両容疑者がひじょうに似通っている感も否めない。両容疑者らの病んだ部分にも焦点をあて分析していくのも、動機なき犯罪に対応する重要な対応だろう。

また、さらなる模倣犯も予想される。警察庁には拳銃強奪を完全に防ぐ措置をお願いしたい。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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