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日本人が世界に視野を広げた『兼高かおる世界の旅』。兼高さん死去

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なんと30年の長寿番組。30分間の世界旅行だった

日曜日の朝は絶対、家族で観ていた。1959年、やっとテレビが日本の家庭に普及し始めた時代から何と30年も続く長寿番組に。
『兼高かおる 世界の旅』(TBS系)この番組で世界の150ヶ国を案内してくれた兼高かおるさんが、このお正月に90才で亡くなっていたという。

 

この番組が続いた30年間は、毎週日曜日、世界のどこかの国をリポートしていたから、ほとんど外国にいたんだと思う。

スタートした頃は日本人の海外旅行は自由化される前。外国旅行など夢のまた夢の時代だった。
クイズ番組でも優勝賞品は『夢のハワイにご招待』と、必ず"夢の"が頭についていた時代だ。

1ドル360円の固定相場時代。当然、円は弱く、外国旅行は多額のお金が必要だった。持ち出しも制限された。

 

訪問は150ヶ国。凄いパワーだった

兼高さんは元英字新聞の記者。上品で分かりやすく巧妙な現地リポートだった。兼高さんの案内で、観光地、文化、人々の生活を垣間見て、お茶の間から世界の国々に思いを馳せたものだった。

 

 

この番組の影響を受け、大人になったら世界に羽ばたく仕事をしようと、心に描いた子どもたちも多かったのではと思う。
芥川隆行さんとのお洒落なやり取りも絶妙だった。

降り立った国はなんと150ヶ国だったというから、訪問国数では兼高さんを超える日本人はまずいないだろう。

 

ホワイトハウスでケネディ大統領にインタビュー

死去のニュースで兼高さんがJFケネディとの面会場面、画家ダリとの面会場面、エジプトのピラミッドをスカートのまま登ったビデオがテレビニュースで流れたが、全部、少年時代に見た記憶があるものばかりだった。
いかに毎週、欠かさず観ていたということか。

キューバ危機の頃、ホワイトハウスを訪ねた兼高さんを迎えたケネディ大統領

初めのころは白黒放送、1964年の東京オリンピックを境にカラー放送になった。
ご冥福をお祈り申し上げます。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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