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日産とルノー統合阻止の国策捜査の感深まったゴーンの会見

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ゴーン逮捕は日産とルノーの統合阻止だった⁈

カルロスゴーンの記者会見をリアルタイムで聞いたが、釈明ばかりで彼に正義はカケラも感じなかった。

日産ー経済産業省ー政府が組んだ国策捜査であり、自分はハメられたかの如くだったが、これはやはり国策捜査だったんだろうとは思う。

その目的はと言えば日産とフランス・ルノーの統合阻止だが、これは日産だけでは抗仕切れなかったのだと感じる。

『日産だけでかたをつけて欲しかった』と安倍首相

ゴーン会見の感想を聞かれた安倍首相が口が滑ったのか、何も考えてないのか『日産内部でかたをつけて欲しかった』みたいな発言をしてしまったのが、何よりの証左だ。

しかしながら銭ゲバ、ワンマンのゴーンがトップでいた限り、統合阻止のためにクーデターは自然の流れだったんじゃないのか。

事件は陰謀、密出国や日本の政治家の名前は封印

会見と言うよりもゴーンの独演会だった。ずっとLive映像を見ていたが、さすがに独りよがりの独演は、面白い会見ではなかった。

欧米メディアはゴーンの密出国劇を語らせたかったが、『協力者に迷惑をかけないために詳細を話さない』と、詳細には触れず。テレビは拍子抜けだったのではないだろうか。

密出国は明らかな犯罪だから、さすがのゴーンも釈明の余地はなかったんだろう。

日産クーデターには背後に日本の政治家もいるとの触れ込みだったがそれも『レバノン政府に迷惑がかかる』と、明らかにはしなかった。

起訴内容については"真珠湾攻撃"という言葉を使い、ルノーとの統合を考えていた自分を排除するしかないと考えた日産幹部と検察が共謀して計画した陰謀だと、自論を展開。

さらに首謀は西川広人前社長兼最高経営責任者(CEO)で、経産省OBの豊田正和社外取締役が政府と結びついているとした。

日本の司法批判は当たっている

それでも傾聴に値したのは日本の司法制度への批判だ。1日8時間以上もの取り調べ。検事は英語もフランス語も話さず、弁護士も同席できなかった。

人権と尊厳を奪われ、罪を告白すれば終わる。告白しなければ、私と家族を追求し続けると言われたーと。

自分主催のお仕着せ会見に日本のメディアは僅か3社

会見に参加させる報道機関は自分が選別したようだ。日本のメディアのほとんどは「フェイクニュースだ」として排除されたという。

何故か朝日新聞、週刊ポストの小学館テレビ東京が取材に招かれた。
「なぜ日本メディア少ないのか」との質問には、「日本メディアを除外しているわけではない。たくさんのメディアがいる。客観性を持った記者に来て欲しいと考えていた」と応じた。

しかし取材対象を絞るのは会見とは言えない。質問者も自分が指名した。まるで官房長官会見じゃないか。

この2点においてこの会見はゴーンの自己PRだけの会見だった。しかしテレビ東京はエラい張り切っていたのが印象的だ。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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