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旧帝大こそ日本を支える地アタマの良い高校生が進学を

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『日本の頭脳、旧帝国大学にこそガリ勉でない地アタマのいい高校生を』

帝国主義というと、戦前の軍国主義を思い起こす。しかしこと受験界となると、予備校や各種模擬試験では旧帝国大学を『旧帝大』と、普通に使用する。今も超一流大学の証としてだ。

即ち東京大学を頂点に京都大学、北から北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学の7つが旧帝国大学だ。

戦後、雨後の竹の子のように全都道府県にできた新制国立大学に対し、歴史と伝統はもちろん優れた学問レベルや研究が、大学の中の別格の存在として『旧帝大』と言われる。

旧帝大という分け方に批判もあるが、私は全く異論はない。マンモス私大に多額の助成金を出すくらいなら、旧帝大にこそもっと研究費を投入すべきだと思う。

だいたい地方の高校も、旧帝大に何人合格したかが、序列の基本だ。名古屋だったら名古屋大学に何人とか、福岡だったら九州大学に何人入ったとか。
要するに普通以上に受験勉強をした高校生にとっては旧帝国大学は憧れであることは間違いない。

お受験で有名な今の私立小学校ならいざ知らず、僕らの時代を振り返ると、普通の小学校から6〜7年後、旧帝大に進学したヤツなどクラスにはまずいない。いてもせいぜいひとりくらいだった。

自分の小学校の同級生では、何をしても一番だった石田裕久君が、名古屋大学に進学し、学者の道へ進んだが、小学校はそれくらい。やっぱり旧帝大のハードルの高さを実感した。

旧帝大と私立大学の決定的な違いは科目数。旧帝大は英語、国語・古文、数学、理科(物理、化学など)社会(日本史、世界史など)全て自分のものにしなければならない。

私などは最後はいわゆる"私文"という旧帝大の連中が軽蔑するコースに逃げ込み、わずか英語、国語、社会1科目の極めて安直なコースだった(汗)

ところで旧帝大へのこだわりも時にはいびつな高校生を産む。先日の名古屋の私立T高校生による共通試験会場東大での刺傷事件は、まさにそれだ。

一番、偏差値が高く最難関というだけで東大理Ⅲを目指した挙げ句の犯行だった。

旧帝大こそガリ勉でない地アタマのいい高校生が進学し、基礎研究に没頭してもらいたいものだ。

(時計回りに東大、北大、阪大、九大、京大)

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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