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早稲田界隈の古本屋を覗き古典に親しもう

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まだまだ頑張って欲しい早稲田界隈の古本屋

毎月送られてくる『早稲田学報』が楽しみだ。今月は早稲田界隈の古本屋特集だが当時、よく立ち寄った店が未だ頑張ってるのを拝見し、嬉しくなった。


高田馬場駅から大学までスクールバス(都営バス)があったが、運賃25円を節約するため約25分を歩いた。
歩けば街道沿いに10数軒はあった古本屋を覗くのも楽しみで、難解な哲学書は買わなくてもパラパラめくるだけで知的好奇心が満たされたものだ。

店頭にぎっしり並んだ一冊20〜50円の文庫本は貧乏学生にありがたかった。
今月の学報に紹介されている『安藤書店』や『虹書店』は、代替わりしているが、まだまだ頑張っていた。


さすがに40数年も経っている。安藤書店の若奥さんはすっかりおばあちゃんになっているが、ご主人に代わりお店を守っていた。
ある店主は『昔の早稲田の学生は分からなくても難しい本を読み、学者や新聞記者になった』と。

マルクスやマックスウェーバーやユングなど、カビ臭い古本で古典に触れるのもいいものだと、学生たちに知って欲しい。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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