審判仰がず自ら辞職を選択
さすがや!明石市の泉市長。職員への激しい叱責は日本全国、賛否両論があったが、あっさり辞職願いを提出した。
当初は2ヶ月後に市長選があるから、それに出馬して市民の審判を仰ぐとしていたが、職員への叱責を自ら暴言と認め「これまで職員の不祥事には厳しい対応を取ってきた。辞職以外の方法はない」と。
さらに市役所に数多くの苦情が寄せられていることに触れ、業務に支障が出ており、市民にも迷惑をかけていると、辞職理由を説明している。
子育てし易い理想的な街と、人口増加中
50日以内に市長選があり、新市長ならそれから4年間。万が一泉市長が出て当選した場合は任期は4月30日までだからごくわずか。また直ぐに選挙をしなければならない。
だから泉さんはこの春の選挙は絶対に出ないということだろう。
案外、あっさりとした幕引きになってしまった。
子育てし易い理想的な街づくりは評価が高かっただけに、残念がる市民も多そうだ。
この問題は、明石駅南東の国道2号の拡幅工事を巡り、用地買収に応じていなかった地権者がいることで、泉市長が激昂。
用地担当の幹部職員に「火つけて捕まってこい、おまえ。燃やしてしまえ。損害賠償を個人で負え」などの暴言を浴びせていたことが数日前に録音データから判明し、全国ニュースとなっていた。
犯罪に近いことをしても平気で居直る国会議員は多いが、泉さんの潔さを少しは見習って欲しいものだ。
必ず再起するだろう。
もりもと なおき