徳島県鳴門市と兵庫県明石市を結ぶ、明石海峡大橋が開通し、丸20年が経ちました。
大鳴門橋〜淡路島を経由し、徳島と京阪神が名実とも陸続きとなった夢の大橋。開通式典に臨んだ時の高揚感と感激は今も忘れられません。
建設中の作業足場で
通行車両は2億845万台
通行車両は2億845万台
これまでの通行車両は2億845万台にもなります。当時は都会への"ストロー現象"を心配するネガティブな意見もありましたが、徳島県にはどれだけの力を与えてくれたか。経済、文化的効果は計り知れません。
惜しむらくは大鳴門橋と違い、将来の鉄道併用を断念して着工したこと。
当時の日本経済、工期を勘案すると仕方なかったかも知れませんが、国が決定した時は痛恨の思いでした。
夢じゃなく併用橋なら今頃、四国新幹線が橋の下を走っていたかも知れません。
鉄道併用橋として建設した大鳴門橋は、本来の鉄道部分からガラス越しに、雄大な渦潮を眺めることができる"渦の道"を整備。観光客の人気スポットとなっている。
さらなる通行料金の負担減を期待
さらなる通行料金の負担減を期待
あと残念なのは開通からかなりの期間、通行料金がバカ高かったこと(今も高いが)。
確か乗用車で徳島−神戸往復2万数千円。人の流れ、物流に最初からブレーキをかけてしまったと思う。