東京の感染者、GW頃の水準に逆戻り
6月半ばを過ぎてから、東京の新型コロナウイルスの感染者は連日、ほぼ30人を超えていたが24日、ついにGW期間中と同じ水準、55人の感染者が出た。
50人以上は5月5日の57人以来、50日ぶり。国の緊急事態宣言が全面的に解除された5月25日以降では最多となった。
都知事選前日、小池知事は自ら宣言した『東京アラート』を解除、選挙戦に入ったが、逆に感染者はジワジワと増加している。
きちんと収束しないまま第二波に突入しつつある感が強い。
小池知事も55人の感染者に驚き
小池さんは一向に感染者数が減らないどころか完全に右肩上がりになりつつあることに、検査が増え無症状感染が多い。職場クラスターが増えてきたーなどを挙げた。
感染者の数が、『55人と聞き少し驚きました』というが、第二波とはみてないようだ。先日の『東京アラート』の時より酷い感染状況になってきたが、東京アラート第二弾は今のところ出さない。

東京が収束し初めて経済活動は活発化する
しかし検査が増え、無症状感染者が増えたといっても、こうした感染者がさらに感染を拡大させる危険性は極めて大きい。
選挙どころではない。現職知事なんだからこれまで以上の対応をお願いしたい。
東京が完全収束してくれなければ、地方から首都圏へはビジネスでも行き難いし、東京から地方への出張も気をつかうだろう。
動き出した経済活動に支障を出さないよう、新しい生活習慣が厳守できているか、常に戒めることが大切だろう。
もりもとなおき