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東京の下宿生わずか677円/日の生活費。バブル期の30%以下に

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みんなメシは食えてるか⁈

みんなちゃんとメシは食えてるのか?暖房やクーラーも寒い時、暑い時、使えてるのか?よその子ながらそんな心配をしてしまう驚愕のデータだった。

東京の私立大学で学ぶ学生の1日の生活費が、なんとわずか677円に落ち込むなど、貧困生活を余儀なくされていることが東京私大教連の最近の調査で分かった。
バブル全盛期の1990年は2460円だったから、なんと1800円も減っている。

東京なら喫茶店のモーニングでも500円。立ち食い蕎麦400円、牛丼500円といったところ。
ちょっとマシな定食だと1000円はするから相当、学生たちは腹が減っているのが想像できる。

親たちも大変なんだよ

結局、この数字は何を表すか。都会へ子どもを送り出している家庭の家計も、ほぼ限界にきているということではないだろうか。
私大教でも同じ見方をしている。

もちろん、学生たちも格差社会だ。親からカードを渡され好きなだけ使える子もいる。

反面、仕送りで部屋代を支払ったらほとんど残らず、生活費は奨学金とアルバイトで賄うのがごく一般的か。
さらに仕送りゼロで、全て奨学金とアルバイトで頑張っている学生もかなりいる。

私大の授業料は文系でも年間100万、理系なら150万。親だって大変なのをみんな分かっているからだ。

苦労は将来、必ず報われるから

食事については賄い付きのところでバイトをしたり、外食は出来るだけ控え自炊が増えているようだ。
しかし1回分を切り詰め1日2食の学生が多い。朝飯抜きにさせないため、100円の朝食を提供する大学も少しずつ、増えてきた。

上智大学の100円朝食

 

昔と違い、今の大学はどこも出席が厳しく思う時間になかなかバイトも難しい。

娘と息子が学生時代、たまに妻と美味しいものを食べると、必ず東京の子どもたちを思い出した。
677円。どうかみんな健康に留意して、有意義な学生を送って欲しい。
頑張れ!苦労は必ず将来、報われるから。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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