自宅待機の感染者7000人超の衝撃だがこうしている間も
東京では新型コロナウイルスに感染しながら病院や都が指定するホテルにも入れず、自宅待機を余儀なくされている人が約7000人にも膨らんでいることに衝撃を受けた。
確か数日前のニュースでは3000人にもといっていたから、その後の感染者のうち無症状はもちろん、軽症者もほとんど収容される場所がないんだろう。
恐らくこうしている間にも何百人単位で自宅待機中は増えているはずだ。
これを医療崩壊と言わずなんと言ったらいいのかと思う。

自宅で飢えと死への恐怖に怯える人は少なくない
現実に無症状だったのに自宅で急激に重症化し、ひとりで亡くなっている人も出始めた。
昨夜のテレビに自撮りの動画で出ていた女性がいたが、例外ではないだろう。
30代のシングルマザーだった。入院待ちのためのたったひとりで自宅療養していた。子どもは3人いるが陽性で、別れた夫がとりあえず預かっているという。
直ぐに病院に入れると思っていたが、すでに10日も待機。次第に容態が悪化し、胸が痛い、息が苦しいと。
さらに食料も底をつきコロナ死か餓死かの状況だった。

自宅待機者の安否確認を、確実に行政はするべきだ
食べ物を買って来て部屋の前に置いてくれる人もいないのだろう。元夫はそれもしてくれないんだろうか。
保健所に問い合わせても病院は無いという返事しかなく、絶望感でいっぱいだ。
コロナで陽性だった自宅待機者に対し、東京都内の各保健所は定期的に連絡をしないのだろうか。安否確認をするシステムは無いんだろうか。
手間が足らない、繁忙過ぎるのは分かるが、それで終わらせて良いのか。東京都の担当部局はどうしているのか。こういう実態を知りながら小池が何も指示を出さないのか。まさかしらないのか?
どうも理解し難いことが東京では起こっているようだ。
もりもとなおき