東京はとんでもないことになってきた。国の方針をすんなり受け入れた小池都政。もしそうならこれが小池都政のコロナ対応、都民の命に対する考え方であることを、都民は肝に命じるべきだ。PCR検査を大幅に縮小している。そして重症者、死者がどんどん増えてきた。

なんと東京のコロナ陽性率は51%の衝撃!
どうやら厚生労働省はリスクの低い人に対しては、検査を控えるだけでなく、クラスターの追跡もしない方針のようだ。
恐らく検査を縮小して緊急事態宣言が明ける2月7日には感染者を500人以下にする思惑があるのかもしれない。
全ては東京オリンピックを強行するためだろう。
そしてさっそく27日の東京ははっきりと数字に表れた。同日の東京のコロナ感染者は973人だが、PCR検査はたったの1894人だったのだ。
陽性率はなんと51.4%だから、間違いなく世界一だ。

感染者は減っても確実に重症者、死者はふえいく
普通、陽性率は数%だろう。なぜ検査数をこれだけ激減させたのか。都政記者が小池を質さないこともおかしな話しだ。
毎日のPCR検察数は8000人でも少ないといわれた東京で、この時期なんと1000人台は有り得ない。
感染者の周辺、濃厚接触者については全てスルーしなければこんな小さな数字は出てくる訳がない。要するにクラスターを追跡するのを本当にやめたのだ。
今後、陽性者数は一見、減っても重症者と死者は減らないだろう。検査さえ受けずに死亡する人も激増していく可能性は高い。
実際、27日の全国の重症者は1000人を超えており過去最多となった。東京だけで重症者159人、死者は過去最多の18人だった。
全ては東京五輪強行とカネを出したくないためか⁈
これが政府や小池都政の都民へのコロナ対応ということを都民も国民も肝に命じるべき。
見かけの感染者を減らして何とかオリンピックを強行したいんだろうが、陽性率50%を超える国にアスリートが来ると思っているのだろうか。
あと緊急事態宣言を解除して補償を減らす思惑もあるんだろう。
政府や小池知事のやっていることは、どうも彼らの思惑と逆行しているような気がする。恐ろしい政治家だらけになってきた。
もりもとなおき