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東京オリパラは小池百合子氏以外の都知事に仕切って貰いたいと思う

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都知事選、前倒しで小池氏再選は?


東京オリンピック開会式は2020年7月24日。小池百合子都知事の任期は同年7月30日。オリンピック最中に知事選挙はしないことが確認されているから、当然、前倒し。小池氏の再選はあるのだろうか。

普通、これだけ都行政の重要事項が前に進まず、政治的にも失敗をしたら、まず再選はあり得ない。支持率も都道府県知事の中では最低クラスとなっている。

あの熱狂がウソのような凋落ぶりだった。元々、名うてのパフォーマー。長い国会議員生活からみても、実力のほどは疑問符がついた。

都知事当選直後の絶頂期、リオで五輪旗をうけたがパリにバトンを渡せるか?


ワールドビジネスサテライトから細川護煕に誘われ日本新党で颯爽と政界進出。ずっと日の当たる場所を歩いたが、細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎…3人の実力者の寵愛を受けていたに過ぎないとの声は多い。

荷が重過ぎたと思う知事の職


独り立ちしたらどうかなと思ったが、東京都知事など荷が重過ぎたと思う。

築地〜豊洲の問題は結局、手も足も出ず。移転を2年以上遅らせ、どれだけムダなカネを使ったか。オリンピック予算も就任直後はバッサバッサと切るような勢いだったが、成果はあったのか?

政治塾は何だった?

リーダーの資質はとてもあると思えないが政治塾を主宰。実力に大いに疑問符がつく新人都議を大量に当選させてしまったのも罪深い。

一時、議員でもなく、都議時代、大日本帝国憲法復活などとのたまい顰蹙をかった元都議を代表にしてみたり、また都民ファースト代表に自分の元秘書の1年生議員を据えたり。およそ非民主的な政党運営をしてきた。

当初のコアメンバーだった上田令子、音喜多駿の両都議は都民ファーストの閉鎖的運営、手法を厳しく批判し、都民ファーストを早々と出た。

希望の党で野党勢力崩壊させた罪

そして希望の党騒ぎ。自民党の対抗勢力である旧民主などを前原らとともにズタズタにした。挙句に惨敗し、安倍政権に大量の塩を送ることとなり結果、日本の政治を取り返しのつかない状態にしてしまっている。これが一番、罪深い。

自民党との関係修復が再選のかぎ


話しは戻るが、それでも私は彼女が再選する可能性は極めて高いとみる。先日も自民党二階幹事長のところを訪ねたことがニュースになったが、大方、都知事選挙の日程の話しだろう。

小池氏の再選戦略はどういう形となるか?私はとりあえず3選確実な安倍総理に今後はなんとか取り入り、都知事選で"自民党が独自候補を立てない、小池でいく"との形をつくるのに全力を挙げると思う。

だから今後、あれだけ敵対した都議会自民党にも相当、歩み寄るのではないか。見ものだ。

小池知事は市民団体などが9月1日に墨田区内で開催した「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」に、歴代知事では初めて都知事名の追悼文を送らなかった。これにも小池氏の嫌な思惑を感じる。

落胆することばかりだった小池氏には、オリパラはさせたくない

公明党とはうまくやっているし、旧民進勢力などは都民ファーストでがっちり取り込んでいる。民進公認では都議選で軒並み討ち死にするはずだった旧民進が、都民ファーストに名を変え圧勝してしまった。小池氏のおかげだ。

自民党に担いでもらえば公明党、都民ファーストは与党、敵はなくなる。

しかし自民、民進と小池氏自身が戦ったように、無所属の知名度の高い候補が名乗りを挙げる可能性はある。

自民、公明、旧民進が揃って小池を担ごうが、そうそうすんなりとはいかないかも。そうあるべきだ。

爽やかな新知事に東京オリンピック・パラリンピックの開会式に、立って欲しいものだ。

都民に期待したい。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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