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東京地検特捜部殿。爆睡してきた"巨悪"も叩き起こして欲しい

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国民の検察への期待感はほとんど消滅していたが、ここにきて政界汚職に着手したことで、少し持ち直してきた。旬のカジノでの摘発を高く評価したい。が、逮捕者が大きな権限があるとは思えないチンピラ議員ではまだまだ。さらなるヤミにメスを入れて欲しい。

国民は検察の正義にいつも期待している

検察の仕事は様々だが、国民は特捜事件に期待する

検察の仕事の大半は警察から送られてきた事件を捜査し、犯罪が成立する場合は起訴、無理な時は不起訴、グレーな時は起訴猶予とすると、理解されている。

そしてもう一つ検察に庶民が期待することがある。検察独自に事件捜査をし、立件することだ。

いわゆる特捜事件。経済事件、政治家や公務員の贈収賄事件が大半。
特に庶民は政治家の汚職事件摘発に期待するし、検察が手がけ強制捜査に乗り出した時は拍手喝采してきた。

地方の検察庁の検事正が交代し着任した時は記者会見する。抱負を聞かれた検事正が『地検が独自捜査もしたい』などと言った時は妙に期待したものだ。

逆に『検察の仕事は警察からの送致事件をきちんと処理すること』だけだと、がっかりしたものだ。

『巨悪は眠らせない』と、超大物も引っ張った東京地検特捜部

巨悪は眠らせない。元検事総長、伊藤栄樹のことばだ。もちろん巨悪とは大物政治家のことだろう。

いくら魅力的な政治家であっても、田中角栄や金丸信さえも眠らせてもらえなかった。

そして担当した検察官は左遷どころか大出世したから、政治権力の及ばない場所で、十二分に仕事ができていた時代だったのは間違いない。

そして鈴木宗男さん以来、贈収賄事件での摘発はなんと17年間、政治家の逮捕はなかった。歌を完全に忘れたカナリア状態だった。

東京地検特捜部が自民党の秋元司衆議院議員の事務所を家宅捜索 。本格的な贈収賄事件へ

検察が多くの疑惑を見逃してきた安倍政権の8年間

次々に不祥事が続く安倍政権だが、この8年間、国会議員は逮捕・起訴されていない。どれも立件されれば「政権の命運」が尽きるような大事件はあったがなぜか、検察がやらなかったからだ。

検察を味方にしたから安倍内閣は生き延びていると、指摘する声も聞こえていた。

例えば甘利明・元経済再生担当相のあっせん利得処罰法違反事件。
業者は「600万円は口利きの報酬だった」と証言したが、東京地検は甘利氏の「政治資金としてきちんと処理するように指示した」という言い訳を認め、甘利氏と元秘書2人を不起訴処分にした。

下村博文元文部科学相の政治団体「博友会」が学校法人「加計学園」の秘書室長から政治資金パーティーの費用として200万円を受け取ったことを隠していた。
これも捜査対象になったが、東京地検特捜部は不起訴処分とした。

政権からの圧力に負けず、検察官は世直しの気概を

安倍夫妻に様々な疑惑があったモリカケ問題でも、公文書の改ざん、隠ぺいなどが行われ、自殺者までだしたが、改ざんを命じた連中には、何のおとがめもなかった。

検察がここまで現政権下、腰砕けになったのは、法務省〜検察人事を完全に政権に握られだからという、どこまでもサラリーマン的理由だと言われる。

そんなことは無い!との気概に多くの国民は期待している。今の日本に正義を取り戻すのは検察と新聞の勇気、やる気しかないと、私は思っている。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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