大都市からの感染拡大か?地方も激増傾向に
東京は31日、新型コロナウイルス感染者がついに初の400人に達した。
そしてわが徳島県の新型コロナウイルス感染者が激増してきた。
岩手県以外では島根県、鳥取県と並びずっ数人で推移してきたが、この1週間であっというまに20人台となり、
まだまだ増えるような嫌な予感がして
いる。一昨日は1日で7人もの感染者が出た。
対岸の大阪府と兵庫県が激増している今、両府県との関係や学生が大量に帰省することを考えると、まさに徳島アラートになりそう。

胸痛む、接客販売する人たちのコロナ感染
こんな中、ここ数日中に、徳島駅ビルのクレメントプラザにある物産店の女性従業員2人、そして徳島を代表する量販店、キョーエイタクトという店の従業員がコロナに感染した。
毎日毎日、たくさんの不特定のお客さんへの接客が仕事の皆さんのコロナ感染は本当に胸が痛む。
人と向き合えば防護服でも着て完全装備でない限り、リスクはあるわけだ。
だからこそ利用客であるわれわれ客も基本的なマナー、すなわち入店時は『手の消毒』『マスクをする』『ソーシャルディスタンスを確保する』『店内では大きな声で話さない』『必要最小限の人数で来店する』…などを順守し、店の皆さんを守るのも客としての義務だと思う。
基本的マナーの順守、家族で話し合いを
しかしながら店内放送で店がこうした"ご協力"を呼びかけても、へっちゃらの家族連れが、増えている。連日、全国で感染者数が最多を更新している今、改めてコロナ対策を家族で話し合って欲しいものだ。
Go Toキャンペーンの危険性考え、直ちに中止すべきだ
さて自民党の菅官房長官、あるいは二階幹事長の異常とも言えるこだわりで、7月22日から、『Go Toトラベルキャンペーン』という、政府肝いりの施策がスタートした。

感染者が多い東京発着は除外したが、人口比からみると東京以上に感染者が増えている大阪や愛知はそのままとなっているのも、国のやり方に首を傾げざるを得ない。
徳島の物産店関係者、そして大阪USJの売店関係者も感染した。
こんな観光客相手の皆さんの感染を聞けば、政府の進めるGo Toキャンペーンがいかに危ういものか。直ちに中止すべきだ。
もりもとなおき