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東京目黒、結愛ちゃん虐待死。殺害した継父の死刑を求める声、続々と

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継父を死刑に!虐待の末に子を殺害に極刑求める声、相次ぐ


 

子どもを虐待死させた親は容赦なく極刑にして欲しいー。東京目黒区で継父が5才の女児を虐待の末、殺した事件は、いろんなSNSの投稿に対し、多くの人たちが死刑を求める怒りのコメントを寄せている。

私もそのひとり。反抗できない無力な子どもを時間をかけ虐待し、最後は暴行の末に殺す。これ以上の人間として冷酷で非道なことはない。

船戸雄大容疑者

警察逮捕〜検察庁起訴〜裁判。あくまで保護責任者遺棄致死や最高、殺人罪で処理されることになるが、法令の適用、求刑には残念ながら世間の怒りは含まれない。

よって過去に死刑が適用された例はない。最高が殺人罪適用で30年、あとは保護責任者遺棄致死罪で15〜7、8年が多い。


以前、子を虐待死させた事件の裁判員裁判で、検察求刑10年に対し、民間からの裁判員は15年の判決を下したことがある。

法律の専門家からは法判断が"市民感情"に流されることがあってはならないなど、一部に危惧する声もあったという。しかし私はこの裁判員裁判の判決が市民の普通の感情だと思う。

そしてこうした判決が出ることこそ、裁判員裁判制度の有益性だと考えるがいかがだろう。


 

10年で580人余が親の虐待受け、殺されている


 

親による子の虐待はまさに右肩上がりで増えている

虐待にかかる相談は26年連続で増え、一昨年末12万件を突破した。

また、全国の警察が虐待の疑いで児童相談所に通告した事案は65431人(前年比20%増)で13年連続で増加している。

そして殺された子どもたちはなんと10年で588人!恐ろしい数字だ。重体となったり、後遺症の残った子どもたちも、かなりの数字にのぼるという。

さらに日本小児科学会は実際は年間、350人(無理心中含む)くらいが親に殺されるているのではとみているなど、さらに恐ろしい数字が出ている。


虐待による子殺しを厳罰化するのための法律を


継父船戸に殺され、母親の優里容疑者がかばうことさえしなかった結愛ちゃん。毎朝4時から照明の無い部屋で書き取りをすることを強要され、窓から入る街灯の灯りを頼りに字を書いたんだろう。

長期間に渡り無抵抗の結愛ちゃんを殴り、真冬に外に出し、冷水をかけ、食事も満足に与えない。どんなに怖く苦しかっただろう。

結愛ちゃんの一部臓器は5分の1に萎縮していたがこれは長期間、恒常的に虐待を受けていた子どもによくある症状だという。

このクズ以下の2人に鉛筆で謝る文章をつらねることは、小さいなりの命乞いだったと思う。

少なくとも虐待常習者船戸容疑者を殺人罪で起訴するよう切望する。

そして幼児や児童の虐待に対処するためには、重罰化のための法律をつくることは必須ではないだろうか。一般的な殺人罪以上の厳罰化を求めたい。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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