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松井、吉村の大阪ツートップは今、引責辞職するのがスジではある

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大阪のツートップが再度全力で取り組み、ダメだった

大阪市を廃止し4特別区に再編するいわゆ"大阪都構想"の住民投票は、5年前と同じく大阪市民は僅差で大阪市を廃止することに反対の民意を示した。

大阪維新のツートップというより、前回も今回も府知事、市長という大阪のツートップが全力をあげて戦いながら、賛成されなかったということは、市民がやるなと全力で止めたに等しいのではないか。

そして2回続けて同じような結果で終わった。市民を完全に二分した2人の責任はあまりにも大きい。そしてどれだけのカネを使ったことか。
一説には都構想関連の事務費で、これまでに100億円といわれるから、ハンパではない。

松井市長は任期満了後、政界引退を改めて表明

松井市長は責任を取り政界を引退することを敗戦会見で改めて表明したが、聞けば任期満了をもってとか。
この任期がなんと令和5年の春まであるから、あと2年数ヶ月も市長職に止まる訳だ。

また吉村知事だが、市の住民投票とはいえ大阪維新のNo.2として、人気の知事として、前面に出ての都構想への取り組みに力を尽くしていたのではないか。

同知事も会見で自分が今後、都構想に挑戦することはない(当たり前だ!)と述べ、政治家として進退は任期が終わる時に考えるとした。

2人の速やかな引責辞職こそが市民への責任の取り方

今回の住民投票を実現するために、知事、市長の入れ替え選挙という、手段を選ばないやり方もあった。
そして住民投票とはいえ2人は行政の"一事不再議"ともいえることをやってしまったのだ。
私は議会の否決された議決を再議するより遥かに問題は重大で大きかったと考える。

その意味からも2人とも男らしくコロナが落ち着いた時、知事、市長職を引責辞職すべきではないのだろうか。
今はきちんと責任をとり、また来るべき日、なんらかの形で政界に復帰すれば良い。

1か月前は賛成多数確実と思われたが…

市が区が無くなるという情緒的な反対を説得できなかった

今回の大阪市を廃止する住民投票について賛否両論を聞いたが、なかなか理解は深まらなかった。

ひとつ言えるのは賛否を決定付けたのは、"住んでいる大阪市が無くなる、区が無くなる。それでいいのか"という、極めて情緒的なものじゃなかったのか。
知事や市長にはその市民の思いを覆すだけの説得力がなかったのかも知れない。

大阪市大、大阪府大の統合は白紙撤廃すべき

私は今回の松井市長や吉村知事のやり方に腹が立ったのは、都構想さえ決まらないのに二重行政解消の錦の御旗で、伝統ある大阪市立大学と大阪府立大学の統合を早々と決定したことだ。

両大学の意思を無視した強引なやり方は、政治の学問への不当な介入としか思えなかった。

とりわけ大阪市立大学は、東京商大(現一橋大学)神戸商大(現神戸大学)と並び三商大といわれた旧制大阪商大の流れを汲む伝統校。
OBや教授陣も誇り高く、府市による一方的な統合にはかなりの反発があったと、聞いた。
なぜ、住民投票の結果を待たなかったのかと思う。

そのまま大阪公立大学などというインパクトのない大学が生まれるのか。白紙に戻すべきだ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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