株価暴落の重大な要因だった東京五輪の先行き
日経平均が連日、大幅な下げを記録している時、われわれ素人はコロナ不況の恐ろしさを嫌と言うほど実感した。
ところが私の後輩のロイター通信の経済記者水野文也君が、『先輩、それだけで株はこれだけ激しく下がりません。この下げはもちろんコロナウイルス感染の拡大が主ですが、あと二つ大きな要因があるんです』と。
聞くと『原油価格の暴落とあと一つ。これはニュースでは全く指摘されませんが、東京五輪の先行きです。つまりあるのかないのか、先行きへの不安感。例えば延期が正式に決まればまた、株価は相当、戻しますよ』と、自信たっぷりに言っていた。

五輪延期決定と同時に株価は爆上がりは、彼の指摘通り
やっぱりプロだ!
昨日、東京五輪の来年への延期が決まった。そしてきょうの終値はどうだ。グーンと跳ね上がり、なんと25日の東京株式市場で日経平均株価は急伸し、前日比1454円28銭(8.04%)高の1万9546円63銭で終えた。上昇幅は歴代5位で、1994年1月以来26年2カ月ぶりの大きさ。

流石この道で30年もメシを食った男だ。途中、千葉県議会議員などやって道草食っていたが、やはり君の専門は経済だ。なんの気の迷いだったかは知らないが、県議会議員などやった4年間はもったいなかったと思うゾ。
そして前日夕、すでに19000円台回復を予測
一昨日の彼のF Bを拝見すると、『株価はようやく底入れしたようです。きょうは日経平均が1200円高で18000円を回復。今の時間帯で米国株が爆謄、時間外取引の先物からは、19000円乗せも見込める状況です』と。
そして『五輪延期がアク抜けになった感じもします。暴落過程で延期を織り込んでいたとみられ、その方向となった時"知ったらしまい"と、逆の目が出た訳です』と、説明した。
経済の見通し素晴らしいのに、なぜ自身の人生見通せない⁈
彼は実は、ミクロ経済的な視点からリーマンショックからの立ち直りを、主要メディアで最初に執筆した記者として有名だった。
だから尚更、その後、4年間も道草食った(県議)のが、私には全く理解不能(爆)
もりもと なおき