不幸が現実になるのは僅か5%だから、心配性には朗報だ
生きている限り心配のタネは尽きない。しかし日本には昔から『案ずるより産むが易し』ということばがある。
これは心配で不安でなかなか一歩踏み切れない時でも、腹を決めて行動に移したら心配するほどのことでもなかった、割と上手くいったという例えだ。
実はこのことばと似たようなことを、データで裏付けた研究がアメリカのペンシルバニア大学で行われた。
それによると心配していたことが現実のものとなってしまうのは、わずか5%しかないことが分かったという。
心配性には何よりの朗報だ。

日本の格言の正しさペンシルバニア大学のデータが裏付け
案じた事が現実になってしまうのはわずか5%なら、日本の古い格言も科学的に裏付けられたということか。
ペンシルバニア大学の研究によると、心配事の79パーセントは実際には起こらなかった。
そしてさらに残りの21パーセントのうち16パーセントの出来事は事前に準備をしていれば、対処が可能だった。
つまり心配事が現実のものとなるのは残りわずか5パーセント程度という結果となった。
この5%が少ないか多いか。心配性な人はそれでも心配かもしれないが、100のうち5回はなかなか当たらないとおもう。
もりもとなおき