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案里氏、1.5億円は使い切り、さらに3千万円の借金をしていた

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河井陣営、1.5億円を使い切り、さらに3千万円の借金を

東京地検特捜部に公選法違反(現金買収)容疑で逮捕された河井案里容疑者が初当選した昨年7月の参院議員選挙では、河井陣営に1億5千万円もの資金が自民党本部から提供されたが、陣営は全て使い切り、さらに案里容疑者は3000万円もの借金していることが、一部新聞報道で分かった。

買収資金はもちろん、県内全域に複数回、選挙チラシを配っており、その費用だけで最低でも数千万円はかかっているとみられる。
他陣営からも派手な選挙戦は注目され、相当な資金力と見られていたが、実際は陣営事務所は火の車だったようだ。

ビラ配布だけで最低6000〜7000万円か

買収資金は分かっているだけで2570万円といわれている。
あと、他陣営が驚いたのは河井陣営の後援会活動でのビラの配布だったという。

広島県は約120万世帯あり、参院は全県区だから、単純に120万部は必要だ。例えば1部10円としても印刷物だけで1200万円も。これを業者に依頼してポスティングすると、1部につき7円としても840万円。

ビラ1回につき2040万円もの経費が必要だ。ビラだけでなくDVDも制作していたから、相当な費用がかかったことが推察される。

河井陣営はこれを複数回、全県に撒いていた。仮に3度としても最低約6000〜7000万円以上もかかった計算になる。

二階幹事長が1億5千万円について『ビラの配布に使ったと聞いている』と話していたが、やはりビラにかなりの予算を割いたのは間違いない。

DVDまで制作した案里容疑者のPRビラ

湯水の如くカネを使って掴み取った当選

事務所経費、看板代、大量のノボリや人件費…湯水の如くカネを使ったことが推測される。
結局、選挙が終わり3500万円もの未払い金が発生したという。このため案里容疑者が金融機関から3000万円を借り入れたのだろう。

東京特捜部は18日、案里容疑者を当選させる目的で、票の取りまとめを依頼、現金計約2570万円を地元議員らに配ったとして、案里容疑者と夫の前法務大臣で衆院議員、河井克行容疑者(57)=広島3区=を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。

これまでの調べで克行容疑者は一部現金を配ったことは認めている。

もりもとなおき

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morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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